もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

【発達障害、ギフテッド、2e教育】UCSD認定gifted teacher bonbon先生と語り思うこと〜アメリカカリフォルニア州サンディエゴインテリ地区】

ご縁があり、日米教育談義を行いました!

お相手は、bonbon先生。

カリフォルニア大学サンディエゴ校にてgifted teacher認定後、波乱万丈ハチャメチャな子どもたちの教室で、教室補助をenjoyなさってた子供好きな女性。現在は関西地方にお住まいです。


もしかして発達グレー研究所のブログを読んでくださって、大変共感してくださいましてね!

謙虚な方なので
「gifted teacherと言ってもお金払って講座を受講すれば誰でも取れるのよ〜英語なだけで全然すごくないよ、でも私の学んできたことや経験してきたことが参考になるなら、ぜひ記事にしてね!」
とおっしゃっていただいたので、書いてみたいと思います!

※マークは、bonbon先生にしていただいた補足です。

サンディエゴの地域性

西海岸の憧れの地サンディエゴ!と言っても、カオスの地域もあるそうですわよ。

一部地域に、研究者家庭が多く集まっているみたい。学校教育に保護者からの寄付金が集まり、それが教育の軍資金になってるんですって!あひゃー!やっぱ税金だけじゃあかんねやな…(ふるさと納税でうなぎ化してないで、学校に寄附するべきなんだな…)
ご当地、gifted、2eの研究についても知見が集まりやすいせいか、すごく進んでいたようです。

もちろんアメリカは広く、シリコンバレーやワシントンD.C.などにも集まるわけですが、サンディエゴがどれぐらいどの方面に進んでいるかを示す衝撃的なお話も飛び出しました。
「次の子供産むなら、ASDの原因を(遺伝子操作で?)removeしてあげようか?」
なんてsuggestionがあったとさ(苦笑)。
公園のパパ友であるイスラエル人の研究者から(笑)。

確かにASDみがあると育てにくいもんね〜。2e(twice exceptional、gifted+ASDみたいな)は木材で言えばヒノキみたいなとこあるからね。
育ちにくい、固くて加工しにくい、花粉で迷惑かける………けど、ほかにはない良さがあって職人技で磨くとマニアにはたまらない仕上がり〜。ま、いちばん大変なときのことを思えばremoveニーズがあるのも当然だわね。しかし、治験じゃなかったらいくらかかるんだろね!?

公園パパ友からこんな提案が飛び出す界隈…面白そうすぎるでしょ?


最先端は温故知新?

意外と思われるかもしれませんが、先生からお聞きしたカリフォルニア州サンディエゴの当時のgifted教育ともしかして発達グレー研究所のゆる支援、近似点が多数、確認できました。

もちろん全一致ではないですが、発達支援のパイオニア、アメリカの中でも特に豊かなサンディエゴの発達支援の知見と、東京エリアの多動仲人の知恵袋が奇妙な一致を見せているのは興味深い限り。

先生もおばちゃんも驚くとともに、
「やっぱり、結局そうなりますよね」
っていう答え合わせ感がすごかったです。

かつておばちゃんがかじったアメリカのgifted教育

おばちゃんがアメリカのgifted+Autismの教育を猛勉強してた頃…15年くらい前かなぁ。
その頃は、お勉強giftedは人と関われらなくて良し…とまではいかないけど、一般社会との接点は諦めてるフシがあった気がするのよね。
もし結婚するとしてもお仲間だし、なんなら同性愛でもいいしね的な。

だから、たとえば、博士号持ちの指導者とマンツーマンで一日中数学解いてればヨシ、みたいな支援をする地域あったのよね。

gifted schoolはコストがかかるので、学年が上がるに従って在籍可能人数を減らす必要があって、熾烈なgifted競争?みたいなものが家族ぐるみで…みたいなスタンスの地域がけっこう多かった記憶がうっすらあります。
(これは理数系giftedについて調べていたからそうだったのかも。)
現在、gifted教育についてはアメリカ各地で否定的なニュアンスが出てきてますね。理由はいろいろですが、

やっぱあの
「得意なことだけさせる」
「危険から遠ざけて、叱らない子育て」
ってやり方じゃだめだったんだろうね。

ちやほや育てて崩壊寸前の欧州王室をしくじり先生にすりゃ自明だろうと思うんだが…人類、気付くのちょっと遅いよな、なんちゃって(イギリスのエリート教育は、けっこう子供をボコボコにするって聞くよね)。


その点、サンディエゴのgifted、2e教育はさすがだったね。
(カリフォルニア州の公的gifted教育は、先生ご帰国後制度が大きく変わったようです。今現在制度がどうなってるかは未確認です。ま、現場の指導者支援者の理念はそうそう変わらないと思いますです。)

日本との相違点と類似点

ご当地のgifted教育も2e療育、日本のスタンダードな療育とはかなり違うようです。

日本のスタンダードな療育は、ベースが知的障害児支援の知見なんだよね。
思考と記憶が複雑化する過程について、見てみぬふりなんだよ。


ご当地西海岸サンディエゴの2e,つまりgifted+Autismの教育現場では、
・徹底的にmodest(謙虚であること)を求め、低学年のうちからWord of Mouseなどの一般的なstory book*1や、social storiesというジャンル社会性を知識として学び道徳的な言動に導く
・屈強な先生がタイマー持って見張って座らせるし、
・やりたいことだけってのは許さないし(個人の嫌なことも、できる範囲を見極めてさせる)、
・得意なことはstruggle(もがくような努力)させるし、
・ダメなものはダメ、
・褒めまくりなんてperfectionist(たぶんこじらせ完璧主義)になるだけ、絶対にダメ
…とのこと。


これって、日本の公立小学校におけるお勉強gifted入りの2eが受けてる仕打ち…否、教育と、実は共通点がたくさんあるわよね?(もちろん先生もクラスも多種多様だから完全一致はしないけど。)

他者のプライドに配慮せず教えたがってしまう優秀児の鼻をへし折り、小さい頃から挫折させ、道徳ストーリーしつこく読ませ、やりたくないことはやらないってスタンスを絶対に許さず、見れば覚える子にも漢字の書き取りをしつこくやらせ、ダメなものはダメ、できる子のことはできても褒めない。

…やってることそっくりじゃん。



でも、同じ子供でも、アメリカの2eの教育現場ではうまく参加できて、日本の公教育ではうまく行かない。不思議ですよね。


なんでなんだ。

サンディエゴ富裕地域で出来て日本でできない理由

bonbon先生曰く
「先生が個人の出来る範囲を見極めて柔軟に対応しているからかな?教室内に担任ではない先生が(大学生ボランティアも含め3人いた)指導するsmall classがあって、クラスを分けた方がいいタイミングで先生が生徒を誘導しsmall classに行かせる(教室内のバックヤード。ガラス張りで教室からは見える)。

そこで個人に応じたレベルのことを指導する(1コマずっとではないよ。その都度必要なときだけ。)

24人のクラスに対して、担任1人、補助3人。そしてね、クラスの揉め事、ややこしい保護者対応は完全にオフィス(校長、心理士、事務方)の仕事。先生は基本、教育が仕事。」


なるほどねー、確かに日本の小学校じゃ、個人に合わせた課題に人員割けないよね。
(…っておい!!!!いくらかかるねん!!!!(笑)こりゃ寄付文化があり、ボランティア活動履歴が進学や就活に響くお国柄ならではよね。

いや待てよ、日本でも、親御さんや企業のお金で人材を貸し出したり、就活に有利!とか言って大学生ボランティアを誘致したりすればいいのか…?うーむ無理だな、教職不人気&個人情報うんぬんかんぬんの中では………。)


おばちゃんも、日本でこういった環境を再現しにくい理由を考えてみた。異論は認める!

・人手と、先生側のチームワークの問題
24人に先生4人、トラブル対応は職員室。まずはこれよね。

でも日本で先生増やせばいいかっつーと、ぜっっったいに違うね。

先生たち、群れることはできても、戦略的なチームづくりがクッソ下手なんよ(共産主義的手法だから2eは拒絶するのよ)。

完全に偏見だけど、素で忖度できる先生は、群れないキッズのお相手や、チームワーク醸成について、センスない…。

今、当所と接点のあるお子さんたちを見ていると、将来そういうチームティーチング的な働き方ができそうな人材が育ってると思う。アスペ風味の子は、磨き方によっては見事なチームワークできるんだよね(開成の運動会も、筑駒の文化祭も)。

・日本の都市部には小学校がたくさんあり、お仲間が分散してしまっている

・先生がインテリゴリマッチョでない(たとえばだけどさ、室伏広治先生なら多少理不尽でもうちのクソガキャも屈した…じゃなかった言う事聞いただろうと思うのよね)

・【言語面等で気後れしないことのデメリット】例、日本人の子供は、英語環境では気後れし、それが謙虚さとして認められるが、日本語環境では先生や同級生の誤りや脆弱性を確信してしまいやすい。

・同じ人種同士だと、理解し合える、自分の常識が通じて当たり前、と思い込んでしまう

似たようなことしてるのに日本ではうまく回ってない背景には、こういう事情もあるかもねと思いました。知らんけど。

giftedの定義は共有しにくい

bonbon先生は
「日本の人たちがギフテッドと呼ぶ範囲は、お勉強分野のgiftedを持った2eが多い気がしてね。その子達のことは、すごい子っていうより、Children in needと捉えたほうがいいと思ってるの、サポートが必要だと思うの。」
ともおっしゃってました。
大事な視点よね。

これが足りなかったと思うよ、かつてのアメリカの(って言っていいのかわかんないけど)gifted教育には。

誤学習しやすい子の教育を他人任せ本人任せにしてあんまり放置しておくとどうなるか。
荒ぶる思考と荒ぶる記憶力で、ネガティブ思考回路が組み上がって、ネガティブ記憶の瘴気にやられる2e像が浮かぶわ。東京もサンディエゴも同じなんだろね。

ネガティブ記憶そのものは学びにもなる大切なもの。だからこそ、健全利用をサポートしたいよねー。


おばちゃんが、
「サポート…。アメリカって共働きが当たり前って聞きますけど、そしたら2eのサポートなんて無理ですよね?クラスメイトを傷付ける発言で即呼び出し、出席停止とか。つまり共働き当たり前ってのは真ん中へんのお話って認識でいいですかね」
とお聞きしたところ
「正直、そういうとこあるね〜。サンディエゴの教育熱心層は、専業主婦や不労所得家庭が多かったよ〜」
なるほどね〜。


蛇足だけどね、お受験や中学受験にかまけてしまうとね、サポートを履き違えがち。ここで言うサポートは、サピパパサピママのイメージするサポートととはたぶんだいぶ違うよ。
子供がCEOで親が秘書ってのはまあまあ危ういよ、ずっと二人三脚で起業って親子もいるけども。

小さい頃はOJT(on the job training実務指導)の先輩&後輩ぐらいの関係で、ゆくゆくプロジェクトパートナーであると宣言するぐらいが適当だと思うよ。


giftedいろいろ

「giftにはいろいろあってね。リーダーシップのギフトを持った子とか、いろいろいるんだよー」
ともおっしゃってました。

芸術系のgiftedとお勉強系のgiftedはよく知られてるけど、それだけじゃないんだって。


おばちゃんトークでも
「お子さんはお勉強の偏差値には載っかってこない力(人と人をつなぐ才能とか、交渉力の才能とか、雰囲気を和ませる才能とか)を持ってる。それを鍛えたい気がします」
みたいに言うことあるので、首がもげるほど頷きましたね。


アメリカのお勉強系のギフテッド教育って、現時点で軽く20年はしっかりコホート研究できてるはずだと思うけど、本格化20年のタイミングで廃止に動いてるってことは…まあつまりそういうことなんだろな。

人種問題とか、中華のタイガーママたちの猛対策とか、近年はあまりいい話聞かないよね。


そういう点でも、サンディエゴの支援方針
(modestでなきゃだめ!否定的な意見を言うときの表現には最大限の注意を!みたいな教育)は、示唆的だよね。

結局、対人関係や方便や裏表の使い分けが苦手だろうがなんだろうが、人として生きるなら必ず身につけねばならぬことなわけだわ。
最後通牒突きつけられた感があるわね。

聖書の言葉から

bonbon先生とは、発達障害児と保護者の支援の相違点や類似点から、私達になにができるかを3時間以上話していたわけだけど、哲学、宗教の話も出てくる出てくる(笑)。

アドラーは、徹底しようとすると心理的に孤立することになると思う、使いやすいところをちょっとつまみ食いするには良いけどね、何事もバランスよね、なんてお話にもなり、うんうんうなずきまくって首がもげそうでした。


おばちゃんはね、デカルト以降の個人主義ってのはどうも青臭いなと感じるのよ。

生身の人間から乖離していっちゃってる気がするんだよな。

人生経験の浅い若造が頭の中でぐるぐる考えてるだけで、実践が乏しいというかさ…(ってわかったふうに書いているが、勉強めんどくさくなったからケチつけてるだけです、怠惰でスミマセン)。

そんな話から、哲学より宗教のほうが馴染みやすい気がするんですよね…って話でこれまた同意同意!ってなりました。


先生と先生の先生のおすすめは新約聖書みたいです。

怒りに遅く
話すに遅く
聞くに速く
という聖書のお言葉頂きました。ええ言葉やな〜。

※be quick to hear, be slow to speak, be slow to anger(James 1:19)
息子が3th grade の時の先生(children in need 専門の先生)に教えてもらった。

おばちゃんからは、禅の言葉。
tabizine.jp


child in need
mislabeled child
differential education
といったとらえ方や、ホームスクーリングの注意点などなど、学ぶところ、再確認するところ、多々ある有意義な談義でした。

「カリフォルニア大学サンディエゴ校で教わり、実践していたgifted教育は、日本の親御さんたちの求めるgifted教育とはかなり違うのよね…」
って少し困惑してらしたのが印象深かったですね。日本では求められていないのかなと思っていらしたそうです。

そんな中、学問性専門性皆無!じーさんばーさん口伝の経験則ばかり!そんなもしかして発達グレー研究所の考え方と、最新の知見に触れてる先生の考え方がフィットするなんて、不思議ですが、まあ人間そのものって結局そんなに変わってないんだろね〜。

エジプトのファラオも、ポンコツな我が子にイラツいて、でも
「こいつ残して死ねない」
って一心で、亜麻布巻き巻きされてたのかもね。

bonbon先生に相談してみよう!

ブログ読んでくださって、まだ直接おばちゃんにコンタクト取っていないそこのあなた!

・ブログに共感はするけど、ただのBBAではな…とお思いの方
・アメリカと日本の教育ギャップについて語り合いたい方

ちゃんと体系的に勉強なさったbonbon先生に相談してみるのおすすめ!


あ、でも、
☆子供はマウント取るための道具!ギフテッド児ママブロガー☆
みたいなギラギラした界隈は勘弁な。
お勉強giftedはchild in need、って認識が共有できる方におすすめです。そのへんはよろしく(笑)。


bonbon先生に相談してみたい方、当面、おばちゃんが窓口になります。
doctorqolt@gmail.com
まで〜。

bonbon先生とコラボ企画したいねーって話になりました!
帰国してびっくりしたこととか、アメリカのgifted教育における自己肯定感?self-esteem?のこととか、リアルな身の回りで観測されるぶっ飛んでる大人たちの生育歴とか、ほか何聞いたらいい?
需要あるよね?なければやらない(笑)。リアクション求む!広告クリックでも可(笑)。


カーチャンズはあなた方とお子さんを本気で!応援しています!
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*1:けっこう厚みのある洋書なのにアマゾンで1000円しない 
Word of Mouse
 わりとロジック、ストラテジー、タクティクスに満ちてるぽいけどおばちゃん英語もうわからん


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