もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

【2】スタートダッシュは出遅れろ!?

前回はこちら!
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ポッドキャストもあります、音が出ます。ご感想等お聞かせください!
ちなみにSpotifyでもおばちゃんポッドキャストお聞きいただけます。
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早めの挫折と早めのリカバリ

挫折。それは必ずしなくちゃならない心の修業。

思考がシンプルで、親が支えてあげられるうちに何度も挫折して、ハグなりなんなりで立ち直らせよう。

…ここまではみんなやってるよね?

ネガティブな記憶のほうが残りやすいってフェイズの子なら、
「失敗したけどなんだかんだ立ち直った」
ってところにほどよくスポットライトあてて、嫌がらない程度に何度も想起させてあげてね!
(極度のひねくれ状態だと、スポットライトあてられるとまぶしーーーってなってかえって暗いところに引きこもることもあるから個別にご相談くださいね!)

おばちゃんよくこうお伝えしてます。


記憶って、思い出し方にクセがついてしまうんです。
ネガティブな記憶にとらわれちゃうクセがあるなら、ポジティブな記憶、それも成功体験そのものではなく
「絶望したけど、なんだかんだ立ち直って何事もなく暮らせるようになった」
の部分に目を向けるスキルが必要です。
お神輿に乗せて成功体験を積ませることよりも、ずっと役立ちます。(※ポジティブな記憶しか残らないポジティブモンスターは、幼児性万能感の虜の可能性あり。別の介入が必要だよ!)

「絶望したけど、どうにかなった」
この記憶は、親御さんがお子さんにとっての神や恋人、親友として機能しなくなったあとも、挫折から立ち直る気力の源になります。*1


「勉強で挫折したら、勉強で克服せねばならない。トップ層から陥落したら、トップ層奪還してこそ克服」
って考え方を刷り込む親御さんや塾講師はやばい。
いや、脅したいわけじゃないけど、この考えを持ち越すと、難関大学や難関資格取ったのちに重い鬱になりかねません。絶対に超えられない壁、ってものを知らせずに大人にしちゃいけない。挫折の先送りは致命傷になるよ。



お勉強得意な発達障害グレーゾーン児ならなおさらです。
勉強一辺倒や、優越感依存にしないほうが、おばちゃんはいいと思ってます。

とはいえ、勉強面で真ん中より上にいてほしい、せめてビリにはならないでほしい、みたいな気持ちも、当然です。コストかけてればなおさらね。
でも危険思想よ。


真ん中とか上位の呪いを手放すには、勇気かショック療法がいります。真ん中真ん中って言うけど、そこ真ん中じゃないですから!
立ち位置半分より上に、みたいな雑な認識がお好きなら、公立中行かせろください(お言葉悪くてごめんあさぁせ)。
東京の中学受験民、私立の真ん中をナメすぎ。


勉強で挫折したら、元と同じかそれ以上の立ち位置に戻さないといけないみたいに思い込む、それも危険思想。

立ち位置って言うけど、それ秩序のない人間ピラミッドっていうか…相手がいるんだよ。ただの数字じゃないの。

立ち位置にこだわる子は、立ち位置にこだわるほかの同級生にとってどんな存在だと思う?
何かと敵意を招きやすいかもしれないよ。

それに、立ち位置へのこだわりは時限爆弾でもあって。
かつて
「ああはなりたくない」
「あそこまでは落ちたくない」
と、がんばるモチベーションにしていた位置に、今自分がいるとなったら…?
記憶のせいで、絶望や後悔も深くなりやすいのよ。


ただでさえ敵意と折り合いつけるのが下手なこの界隈。
立ち位置バトル・ロワイアルに参戦させるなら、メンタル面を思春期モードにチューンナップして、さらに盤石にしてからでお願いします。

ちなみに幼児性万能感は
「メンタルハガネ」
に見えますが、違います。とーふ。幼児性万能感はトーフ。幼少期にぶっ潰されておくのがASD育児の基本です。もし小6の終わりに幼児性万能感を持ち越しているようなら、よいぶっ潰し方を早急に考えてあげないといけません。

「試行錯誤の一環として」しか勝たん!!!

中学の最初に自走させて挫折したならば、まだ試行錯誤の余地も、手の差し伸べようもあります。
「スタートダッシュを狙う(基礎+応用)」 「ほどほどについていけるように(基礎)」
「宿題に時間を取られないように(基礎+スピード)」
「中学分野すっぴん状態で入学する(レリゴー)」
いずれにしても、試行錯誤の一環として

というスタンス、マインドセットを強くおすすめします。

試行錯誤の一環として、っていいコトバじゃない?(自画自賛)。
うまく行かない前提、ってのをカッコよく言ったぜ。


目標達成を掲げるな!!

「○位を目指す」
「○点を目指す」
目標達成を掲げてしまうと、目標通り行かなかったとき、バツが悪いんです。

抱え込むタイプの子にとっては、親や周囲に素直に助けを求める難しさが増してしまい良くないと思います。


何をするにも、させるにも、ほめるときにも、試行錯誤の一環!って言い添えて、その意図を伝えてください。*2

挫折も克服もオオゴトではないのよ。

死ぬまでに何千回も繰り返す、言わば通過儀礼。さらに言えば生きるとは試行錯誤をすること。
そうね、食べて栄養吸収してトイレすることと近いレベルの大切さかもしれないわ。

試行錯誤の9割は失敗でできてるんだ。言い換えたら人生の9割は失敗でいい(言い換え過ぎか??)。
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ある年の開成中学の現国の先生は生徒に、最低6回振られろ、振られながら改善しろ、とおっしゃいました。一度の失敗で落ち込みすぎる彼らの未来を懸念しての、現実的なアドバイスです。


挫折はあるもの。むしろ、あってほしいもの。そのことは、今を生きるお子さんにはわかりません。

挫折や失敗の意義と、「ナンダカンダ」というリカバリマインド、共に刷り込んでおきましょう。

手間はかかりますが、つかの間の好成績以上に役立つ一生モノの立ち直り力が身につきますよ。

 
さあみなさんも、冬の乾燥に負けず、口角上げて、顔の筋トレを!
脳の血流と顔の血色、良くして行きましょう。
十度!二十度!!三十度!!!




発達凸凹?成績凸凹?それともメンタル凸凹?
いい子過ぎる、アホすぎる、幼すぎる、達観しすぎる、スタンダードを外れたお子さんの育成戦略を、本音で考えるおばちゃんです。

フツーの子お断り!ご相談承ります。共に悩み、共に泣き、共に背負い、共に調べ、共に語り、共に笑いましょう!
お問い合わせはdoctorqolt@gmail.com
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よその親子の様子を追いかけても幸せにはなれないと思うんだけど、ここを押すと、当ブログ知名度が少ーしだけ上がり、日本の教育と未来が少ーしだけ明るくなるかも…なんちゃって。
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*1:親御さんとの心の距離が離れてからの挫折では、友情や恋人や師、趣味、義理などが挫折から立ち直る支えになり得ますが、小児にとっての親より盤石な支えはなかなかありません。親を万能者として見ているうちにたくさん挫折できたか、なんだかんだ克服なり次の一歩を踏み出せたなりしたかで、一生のメンタルのしなやかさが違ってきます。しなやかすぎると、ゆるふわ感出てきちゃうけど…それはご愛嬌!

*2:あ、いつも言うけど、おばちゃん手法導入のときにはお子さんに「おばちゃんに言われた方法を試しにやってみている」みたいにCOI開示したほうがいいよ。急に関わり方変えると、その意図を読み取ろうとして疲れちゃうからね!


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