もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

小学生に方程式を教える最大の弊害

最終回です!前回はこちら。
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小学生に使わせたい方程式と、中学生に求められる方程式。

この二つ、似た部分もありますが、かなり違います。

発達障害グレーゾーンという言葉がよぎるぐらいのお子さんをお持ちならば、ぜひ、頭の片隅に入れておいてほしいです。


安易に方程式を与えられ、使いこなすようになった小学生は、
「方程式は答えを出すための道具」
「答えが出ればいい」
と自動的に思い込みがち。

もしもお子さんが、最初に触れた情報を原理原則化して心の拠り所にしてしまう合鴨刷り込みタイプの子であればよくよく気をつけて。
「永遠の記憶の箱」
に入れかねません。
うまく介入しないと、中学あるいは大学受験の数学でチューニングに失敗しがちです。


国立大学の一部では、解法の過程を採点者にとって分かりやすく、丸つけやすく(減点されにくく)書き残すことが求められます。その影響もありまして、難関私立中高の数学では
「答えが出ればそれでヨシ」
という考え方がほとんど通用しないのです。

方程式は小学生に教えない方がいい?

小学生の時から方程式を使って算数を解いておけば、中学の勉強の先取りができて良いのでは?というご意見に対しては、それはそう、しかし中学受験の方程式と、中学生の方程式は違います。


方程式と言っても、切り口が違います。さらに、お作法も異なるのです。


小学生に方程式を教える大人のほとんどは、無意識のうちに
「方程式は答えを出すためのものだよ」
と紹介してしまっているか、そう受け取られてしまってます。

お子さんが小学生の時点では、方程式のお作法や、お作法の多様性にまで言及できる親御さんや指導者は多くありません。
たとえこのブログの知識などを元に言及できたとしても、お子さんが適応してくれるかはわかりません。

そのため、小学生とその保護者、あるいは中学受験の塾講師や家庭教師にとっての方程式は、答えを出すための道具止まりになりやすいのです。


一方、私立中学で方程式を学ぶときは
「解法の過程を論理的に示す練習」
という面が、一義的に全面的に出てきます。(東大などでは解法プロセスも採点対象だからかね。)

答えが出ればいいじゃない、みたいな感覚にいったん陥ると、どうなるでしょうか。

中学の代数の授業中、ずっと眉間にシワですわよ。なんなら寝るね、ハイストレスによる脳の酸素不足か脳の熱暴走でシャットダウン。
そうなってしまってから抜け出させるのは、親御さんもお子さんも、なかなかしんどいです。


おばちゃんは、どれぐらい、途中式が大事かという話として、代数の完答ゼロで、途中式だけで理III受かる年があったというエピソードを紹介しています。


「根拠を示しながら論理的に解法を示す」
「採点者がサクサク丸付けできる書き方で書く」
こういったことが、答えを出すことより大事なの。答えのない問い立ち向かうときにも、そのスタイルは役に立つからね。


よく公立小学校の先生の採点の視野が狭いと問題になります。

気持ちはわかるしおばちゃんも昔は苛立ちまくってた。

でも今思えば、東大入試とかに向けては必要なプロセスなんだね…。*1


思考の過程を書かせる中学校は、難関大学進学実績多数の難関校や、アカデミア意識の高い先生が多い中学校を中心にあります。

数学は、答え出せば終わりのもののみにてあらず。

小学生の時に、お作法の必要性を知らされながら、ハイスピードで書いて途中式と解答の点をもらい、中学入ったら、しばらくはスピードあまり問われず、お作法重視。

これ、かなりのギャップよ。

要領いい子にとっては朝飯前ですが、不器用勢にとっては、簡単ではないですよ。
個別にアレンジが必要です。


小学生で方程式を使えるようになったら、なったで、次なる混乱、つまり中学でのお作法軽視の減点嵐などに、どう対処するかの問題が生まれます。


ちょっと算数弱いなぁという子をお持ちの親御さんも、算数星人であらゆる解法を嬉々として全制覇する子を持ち、鼻高々な親御さんも、念の為気をつけて。
同じ罠にハマりませぬように!

 
読んでくださりありがとうございます!
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*1:私文入試ならいらないじゃんって?私文でも仕事でも、いい成績・評価がほしいと思えば担当教員や上司が好む答案や企画書なりを作らにゃならんわけなの。今は医師も患者さんのニーズ察知して誘導するスキル必要なのよ。 自由にのびのびやって来た子の受け皿がないわけじゃないけど、自由にのびのびな子やその親の数よりも少ないんだよねぇ。


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