もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

反抗的な態度は受験生なら仕方ないのか?

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「宿題やった?」
「基礎トレやった?」
「テスト直しやった?その問題だけでなくて、単元ごとだよ?」
「歯磨いた?」
「明日の準備した?」
といった、親御さんの何気ない声掛け。

言っても機嫌が悪くなるだけだから言わないけれど、本当にこのままで良いのかと、気を揉んでハゲそうな親御さんはいらっしゃいませんか?


我が子を心配して声掛けする親の心を、憎悪の炎で煮えたぎらせるような最低最悪の対人スキルレベルで生きていこうとしているスカポンタンなお子さんはいませんか?



「ほんまや!」「せやせや!」「御意!」「Wow! You're right!」別の言葉を返すことで、親心のエネルギーが紅蓮の炎と化す前に、初期消火可能かもしれないのに
「うっせえわ!」「は?関係ないでしょ」「ムカつく」「ほっといてよ!」
などという語彙に依存し、タネ火にガソリン注ぐ。悪癖。


もちろん、親御さんの対処法として「刺激しない」というのもアリです。我が子がモラハラ野郎になろうと知ったことではないと割り切れるならそれでOK。

しかしうちのクライアントさんたちは
「クソガキがどうなろうと知ったことか!」
とは割り切れないからご相談くださるんですよ。お子さんの幸せな人生のために尽力なさってるの。もちろん自分の達成感とかそういうのもあっていいんですよ、困り抜いて当所にご相談下さってます。みなさん笑顔になられて、子育てナンダカンダおもろいな、って感じていってくださってます。

反抗期は一過性だがその歪んだ成功体験は一生モノとなる

思春期に、親に反抗的な態度を取った人の場合、恋愛や結婚が冷めてきたときに相手に取る態度にもその方法を取りがちです。

「は?ウザ」
「関係ないでしょ、黙ってて」
「何様?」
「…(壁を殴る蹴る、物投げる、睨みつける)」
「こっちの自由/権利でしょ!」
「頼んでない」
「信じらんない」
「ほっといてよ」
「余計なことすんなよ」
「あっち行って!!!」

子供が親に対してなら反抗という、許してやれよ感がちょっぴり伴う特殊な言葉で扱うのが社会通念上のスタンダード。

ですが、同じことを大人が配偶者にやれば、立派なモラルハラスメントであり、DVですわよ。ここアンバランスすぎない?

やっちゃうんだよ。思春期は親子蜜月の倦怠期みたいなものだから、恋愛や結婚の冷えてきた頃、思春期に許されてたことと同じやり方、しちゃうんだよ。


子供時代に、不快感を身近な相手にぶつけることで、仮初めのスッキリ感を得て、それを打ち消して余りある十分な罰(嫌子)が与えられなかったのはかなりの機会損失よ。そーすると、仮初めのスッキリ感が得られるからいい方法だ、と脳が勘違いしちゃうんだ。

実際には、エコーチェンバー現象のように、どんどんまわりはイライラを募らせていき、風当たり強くなるんだから、トータルですごく損をしてる。だけど、原因と結果という、事象Aと事象Bとの関連性を見い出すチカラがないせいで、言ってやったぜ、と仮初めのスッキリ感を獲得して
「不快感を吐き出すといい気持ちだ」
と脳が誤学習するんだよなー。

変なたとえだけど、不快感、ネガティブ感情はウンコに似ている。もれそうなときは所構わず撒き散らすと一時的にはすっきりする。誰かに投げつけるのもスカッとするんだろうね。でも、それが自分ちのリビングだとか、後片付け自分でしなきゃなんないとしたら、ちょっとヤでしょ。だからトイレ行ける人はトイレでするし、人に投げつけないのが当たり前だよね。

うんこの投げ合いが許されない代わりに、感情は、けっこー平気で、大切な人と投げつけ合うことが許されちゃってる。なんでか、基本的人権、ぐらいにとらえられてると思う。

どんなことがあってもウンコ我慢しろ、なんて言わない。ウンコする権利は誰にでもある。が、かといってトイレの使い方を教えることは権利侵害にはあたらないと思うし、ウンコ投げ合いバトルしてたらやめてもっと楽しい事しようぜと誘い出すべきだ。投げつけられたうんこを正面で受け止める必然性はない。
…と思うんだけど、なんでか知らんがサピエンスはウンコを素手で投げつけ合うことを選びがちなのだ…そーいやオランウータンがウンコ投げるって動物のお医者さんで読んだなぁ…。


ネガティブ感情を身近な人にぶつけると、生活環境がギスギスして、風当たり強くなって、不快感は増幅されて返ってきます。理性ではわかってても、ストレス環境では理性がポポポーン!と飛んでしまいます。そこで、言動のセレクトは本能か、本能よりも適応的に条件付けされたものが司るようになるわけですよ。

本能的には、近親相姦を防ぐ「親子の憎悪関係」が適応的なんだろうねぇ。だから、性ホルモンが感情ゆさぶる思春期、親の口出し阻止に成功したモラハラ方法を、大人になってから、配偶者や子供あるいは部下に対して、そのままやっちゃうんだよなー。耳の痛いお父様お母様もいらっしゃると思いますよ。


思春期も、結婚後も、要介護になっても、同居する人や世話してくれる人とうまく折り合いをつけるスキルが足りないとロクなことにならなくて、ストレス発散するための費用を稼ぐ、そのためにストレスを背負い込む、みたいになります。

大切な誰かの大切な存在になりそこねた人は、ややもすると、経済回す半永久機関でしかなくなっていきます。それはそれでいいけど、おばちゃんとしては、もっとあったかい人生を送ってほしいわけ。

感情ウンコのぶつけ合いから撤退せよ

対人ストレスは特に、押し付け合いになって負のエネルギーが増幅し続けるものです。感情という、バーチャルウンコ投げ合いバトルやってたら、そりゃ疲弊もするし、逃げ出したくもなるわな〜。


カフェでのんびり、美味しいもの食べる、旅行、推しに課金、カラオケ、ストレス発散方法はたくさんあるけど、ソロ活動オッケーな人でないと相手も必要。お金も時間もかかる。忙しさや健康不安、経済不安などによって、本当に深刻なストレスをどうにかしなきゃなんないときほどストレス発散方法が使えないんだよ。

だからこそ、悪意やストレスのぶつけ合いから一刻も早く身を引かせるべき。
「えー、もっと悪意ぶつけ合っていたかったのにー」
という子はいません。我が子達は
「これ教わらないまま大人になっちゃったんだなって人(先生)いる、本当にかわいそう」
と申しています(あまりにも傍若無人な人や先生に対しても、怒りより憐憫の情がわくそうです笑)。

取り付け方はその子によって変えます。
悪意やストレスのエコーチェンバー現象を食い止めるちょっとしたクセを、悪いクセの代わりに身につけさせるだけです。
圧倒的にオトク。


反抗性挑戦障害

対人の悪癖は、適切な処置をしないと誤学習によりどんどん強まっていきます。
 
また、発達障害風味のお子さんは、思春期近くなるとしばしば反抗性挑戦障害という診断がつくことも知られています。

反抗性挑戦障害という障害名がつけられたケースは、過去を遡ると
「あっ…(このころ誤学習したんだろなー)」
ってエピソードがたいていみつかります。実際にどうかは誰にもわかりませんし、決めつけるつもりはないですが、対人の悪癖が強くなっていくきっかけも、強化子も、何気ない関わりに隠れていると思います。

気をつければいいというのは理想論で、そんなの、気をつけてもやっちゃいます。
他者が我が子の悪癖を強化してしまわぬよう他者の言動を縛る、という親御さんはTwitterの名物お母さんの中に散見されますが、実にクレーン的で危険な考え方です。このタイプの子育ては、お子さんの中にあるクレーン欲求を刺激します。あまりにもリスキーです。
好ましい関わりだけで周りを埋め尽くすことはできませんし、実際すごいコスト割いて実現しても案外良い結果出てないようです。

悪癖が、他者との関わりによって強まることは、生きていく上の通常のリスクの範囲です。

とはいえ、中学受験で成功させたいという目的のもと、勉強させなきゃいけないからといって、親御さん自身うすうす
「この性格のままじゃ誰ともうまくやってけないぞ…」
と危惧しつつ、対人の悪癖をスルーしてご機嫌取りをするなんてことは、本末転倒です。

反抗性挑戦障害みたいなゲロエグ反抗期なんて、スーパードMでもなきゃやってらんねーでしょ?


単なる一過性の思春期であるならば、仲間や恋人を見つけて親の全てを唾棄してその屍を超えていくという、野生動物としての自立への布石に過ぎないんです。

でも、凸凹っ子たちの場合はどうでしょう。ワイルドに生き抜いていくタイプなら良かったね、ってかんじだわ。
か弱いメンタルなのに、我が子を心配して声掛けする親の心を、憎悪で煮えたぎらせるような対人スキルを、持ち越してしまうとしたら?おばちゃんは、かわいそうだと思うのです。っていうかそもそも親にも、感情があって、それに蓋し続けるなんて子育て、誰がやりたいと思うんだい。*1



たいていのことはあとからでもなんとかなりますが、対人の悪癖のスパイラル学習を食い止めるのは、早いほうがいいです。お子さんが生物として親よりも弱く、かつ、悪癖が薄まってからの集団生活が長く取れる、園児〜小学生の間がゴールデンエイジです。


幸いなことに我らが凸凹っ子は、本能よりも、合理性と結果に惹かれる習性があります。

ネガティブ感情の適切な処理方法についても、前回書いた対人の悪癖緩和に関しても【置き換え】は理にかなってるし効果的だと体感を繰り返せば腹落ちして、適切に条件付けされます。
まるでパブロフの犬の、バージョンアップ版のように、コミュニケーションにおける良いクセを、試行錯誤しながら、楽しく探求するようになります。

やってみよう!


わかりやすい文章を書くのが得意ではないので、個別に口頭でお伝えしたいのですが、なるべくたくさんの凸凹親子さんに知ってほしいため、ちょっと無理して文章で書いております。お付き合いくださりありがとうございます。
続きも書いてあるのですが、需要なさそうなら、この件はここで終わりにします。


もしかして発達グレー研究所でした!
ご相談お待ちしております。doctorqolt@gmail.com

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*1:おばちゃんはね、親が犠牲になる子育ても、子供が犠牲になる子育てもだいっきらいなの。子育てでwin-winになる方法はある。これが愛国インテリに伝われば、子供が、しかも、善良で伸びやかな子供が増えると思ってる。私ももう少し早く知ってたらあとひとりは産めたな。


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