もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

遺伝する知能、遺伝しないモチベーション

知能は、脳の性質と関係してます。

顔や身長が遺伝するように、脳の形質も遺伝します。

数学87パーセント
スポーツ85パーセント
収入59パーセント
……これ見て、どう思われたでしょうか。

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エリート家庭のヒキニート

親の知能は高く、環境もかなりいいはず、なのになぜうちの子ダメなの?
遺伝的にはとても優れているはずなのに、なんでうちの子勉強嫌いなの??ってお悩みの背景を探ると
「誰にとっても良い環境があるわけではない」
「知能は遺伝するが、モチベーションは遺伝しない」
「モチベーション次第で、知能は毒にもなる」
という結論にたどり着きます。

元農水省事務次官 熊澤英昭さんによるご子息熊澤英一郎さんの刺殺事件

「どうにか防げなかったのか」
とのご質問頂いておりまして、
すごい書きたいのですが、
事件とはいえプライベートなことなので
blogに書くのはちょっとにします。


おばちゃん生きてきて、プライベートで
悲劇に出くわすことがありました。
そこで垣間見るのは、
「好ましい結果をほめ続ける環境だった」
「価値観がしっかりしすぎていた」
という極端さからくるバグです。


もちろん、結果をほめられて安定する子、そういうフェイズの子、います。

よい結果を出したい、だから頑張る、というサイクルが持続可能ならば、老化などによる劣化が始まるまでは特に問題ないかもしれません。


ところが、
よい結果を出せない、頑張らない自分が許せない、というような百ゼロ思考が発動したら、自己嫌悪か他責のスパイラル現象が起こります。

自己嫌悪や他責のスパイラルは、大きな心理的ストレスをもたらし、自分あるいは身近な人を破壊してしまう、これ、発達障害あるあるです。

(かといって刃傷沙汰になるのは特殊な例です。
不安で一杯の方は呼吸整えて肩の力抜いて、楽観視しすぎな方はそういうこともあり得ないこともないのかぁと頭の片隅に置いて、バランスをとりましょう。)


ひとかどの人物にならなくても、趣味で自分を満たし楽しむとか、人に感謝して人の自己肯定感アップに貢献する喜びを得たり、ボランティアをするなど、富裕層向けの発達ライフハックを取り入れていれば、ひょっとして熊澤英一郎さんの悲劇は起こらなかったのでは…などと思わないでもない……後だしじゃんけんですらない勝手な独り言ですが。

好ましい形質発現を促すために

リベラルな現代育児の病理は、
・子ども時代に、自由と権利と平等と承認を存分に与えて育てる
・思春期~青年期、最も不安定な、承認激減期に、いきなり自立を求め、権利を制限する

この、暗くて深くて残酷で無責任なギャップにあります。

かわいいちびっこのうちはいくらでも認め、
自由に育てるけど、
おっさんおばさんになる前に、
型にはまってくれ、でなきゃ困る……
みたいなね……。

バグるのも無理ないと思うんです……
女性で言ったら、
若くてかわいいうちにさんざん甘やかして
働かなくていいよぉーって言って
年取ったらハイ産業廃棄物w分別ゴミw
みたいなものですよ……。


あるいは。
子供の頃からガチガチに勉強させて、
すごいね!頭いいね!
将来の夢コードブルーなんだ、いいねきっと叶うよ!
などとほめちぎっておきながら、
現実見えてきて医学部は無理そうだとなった瞬間、
薬剤師、看護師や理学療法士もいいんじゃないの?
なんて言ってもね。


こういった、突然のルール変更って、
フツーにバランス取れる子にとっては別に大した問題にならないものですが、

記憶力の強い、
そして
インプット済みのルールに忠実な子にとっては、
ものすごく残酷な裏切りなのです。

好ましい形質発現のためには、この、理想と現実の調整力、バランス感覚の乏しさを、認識しておく必要があります。


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聴覚過敏風味で言葉こだわりアスペルガーとの相性も抜群、リベラル&リッチな家庭育ちの尾崎豊さんは、名曲 卒業において
「仕組まれた自由に誰も気付かずに 」と憤りを込めて歌っていらっしゃいます。
そうよ、そもそも、真の自由なんて超レアなオプションよ。
大人も、子供も。

振り返れば圧がある

お子さまの宇宙人ぶりに唖然呆然しているエリート脳持ちさんは
「自分は親になにも言われなくても勉強した」とおっしゃいます。
生まれ育った環境に、無言の傾斜があったことは、なかなか気付きにくいようです。

記憶があるかないかの幼少期、重力、圧力、権威のような制限や、魅力の傾斜(無作為、あるいはあっち/こっちの水は甘いぞ作戦)がベースにあった方が大半ではないかと思います。

(エリートやけど野山で駆け回ってたで?と仰有るかもしれませんが、それも立派な教育的環境です)



機嫌の悪い家族がいたり、
厳しい先生に張り倒されたり、
家族としての義務が課せられていたり、
言うこと聞かなければ追い出されたり、
ちやほやされてる兄弟姉妹に負けるまいと思ったり。

今時こんな前時代的子育てしてると世にバレたらポリコレ棒でぶん殴られますが…
おばちゃん、必要悪ってあると思います。


お子さんが、そして親御さんがよりよく生きるためにも、
「お得な型」
「宇宙人にとってほどよい負荷の重力」を
お子さんに提供してあげてほしいと申し上げ具体的にお願いすること、あります。

内容はご家庭とお子さんの属性により、 慎重にアレンジします。


教えてもらう態度叱られる態度など、人に何かしてもらうときの態度(時に演技指導)、
いがみ合えば潰し合いになること、
感謝されるのはもちろん、感謝できることも喜びであること
人と比べて喜んでいるうちに、人と比べて落ち込む深さが深くなること
等、その子やご家庭にとって導入しやすく、効果を感じやすい概念を探しながら、

独自の手法で、ささやかな幸せセンサー機能向上のお手伝いをします。


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結婚プレッシャーは必要悪

「優しくてかわいいお嫁さんほしければ勉強がんばろうね」
「そんなんじゃお嫁にいけないよ」
昭和20-50年代生まれあたりまででしょうかね、多くの子どもたちが何気なくこういう言葉を聞いて、育っていました。

しかし現代のお子さんはどうでしょう。
当時あったような制限は全てポリティカルコレクトネスという新奇な社会通念にぶっ潰されました。

「結婚、してもしなくてもいい」
「好きに生きなさい」
「親は子供の権利と自由を制限してはならない」
「男でも、塗りたければマニキュアすべき」……!

よく言えば自由ですが、
子どもの人生を、見つかるかどうかもわからんモチベーション(目的意識)頼みにしてしまっているのが実情です。

自由を飼い慣らすには屈強な肉体と精神が不可欠だと知ってか知らずか、丸腰で、自由と対峙させてしまうのです。
雑ですねー。

現代の子どもにとっては、モチベーションが命綱。
ですから、
「思ったよりつまんない」
「負けるはずないと思っていたのに負けた」
「バカにされた」
「プロにはなれないと悟った」
などの理由でモチベーションがバグれば、あっというまに手近な自由におぼれたり、迷子になったりしてしまいます。

お子さん、ご家庭、状況など変数がたくさんあるため具体的に書くことができずごめんなさい。


このブログともしかして発達グレー研究所のコンサルティングが
「ダメで元々。やってみよっかな」
「これはうちは合わないな」
など試行錯誤の一助となれば幸いです。


今年も読んでくださりありがとうございました!もしかして発達グレー研究所でした。


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