「もしかして発達グレー研究所」 凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

親はエリート 子はニート、が出る背景

f:id:correct-me:20191231102402j:plain知能は遺伝する、と言うと。
納得なさる方、
釈然としないなぁと思われる方、いろいろだと思います。

後者のうち、当研究所へのご相談が多いのが
「うちの子なのになんでバカなの??」
のケースです。

「自分は勉強好きだったのに……
うちの子は勉強嫌いみたい……」
「父親母親も親戚も一族それなりに優秀だし、
この子も頭が悪いわけでは決してないのに……」

これぞ、発達凸凹あるあるです。

おばちゃん分類苦手なのですが、親世代のエリート脳を2タイプに分けてからお話しします。


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1 知識中毒なエリート脳

知る喜びに興奮する、勉強中毒タイプ。
この脳、わりとすんなり遺伝するっぽい、です。

勉強しろと言われたことない……(言われる前から勉強しているため)
「勉強しすぎも毒よ、休んだら」
と言われたことがある……

そんな親御さんたちからは、
ほぼ確実に、いわゆる地頭良い赤ちゃんが出てきます。

(繊細すぎて 知能検査が機能せず、LDや知的障害と混同される子や、カナー型自閉症の子が現れることはあります)


ただし落とし穴があります。
意識高い昭和の家庭にあったような、生き抜くために自由よりも優先するとお得な「型」とか「重力」みたいなものは、
現代の意識高い家庭では、鳴りを潜めているということを忘れないでください。

代わりに、娯楽と情報という誘惑が氾濫しています。


さらに、意識高い現代の家庭では、死の恐怖や欠乏の脅威を経験できません。自由や、収益化困難な娯楽に魅了されて、生きるためのトレーニングをおろそかにする子が現れます。


男は男らしくとか、女は女らしくといった「型」や「重力」が機能しているならば、
嫌々でもレールに乗っておくことで、
それなりの幸福の型に軟着陸することができたであろう子も、
自由という無重力では、何をどう収益化すればよいかわかりません。
地に足がつかないんです。


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尾崎豊さんの「卒業」にもありますね。

♪生きる為に計算高くなれと人は言うが
人を愛するまっすぐさを強く信じた
大切なのは何
愛することと生きる為にすることの区別迷った

仕組まれた自由に誰も気づかずに
あがいた日々も終わる♪

自由と人権意識の高いご家庭の、自由な、そして命の危機から守られた子育てによって、生き抜くための優先順位がわからなくなって、かえって生きにくくなっている可能性があります。


せっかくの、知識中毒になれる頭脳を遺伝的に持ちながら、
稼ぎたいとか、モテたいという
生物(遺伝子の乗り物)として生きる目的や、
「何者かになりたい」という明確な情熱を持ち続けない……
そうなると、あっというまにゲーム、活字、マンガ、動画視聴等、マネタイズ困難な知識の中毒になります。

時間の使い方が上手ければ大丈夫ですが、
下手ですと、好きなことを貫いて、日常的にお金を稼ぐ訓練をおろそかにします。


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2 承認欲求を満たそうとする脳

もうひとつはこちら。
知識欲よりも承認欲求が上回っているタイプ。
認められたい。
優位に立ちたい。
モテたい。
劣等感や優越感をエネルギーとして、比較優位求めて頑張ったタイプです。

こちらも、脳の性質そのものはすんなり遺伝するっぽいです。

が、せっかくの高い知能は扱いが難しいのも事実です。
「勝ち負けという百ゼロ思考」に支配されやすいようです。
勝ちグセついてゴリゴリにマネタイズできるケースと、早めに投了してしまうケースとに、ハッキリ分かれてしまいがちです。

外的モチベーションは遺伝しない

おしゃれな暮らししたい、
東京の大学に行きたい、
実家はそれほどお金がない、
…………だから学力つけて東京の国公立!!

とか

親に理不尽に殴られる、
見返してやりたい、
だから勉強して奨学金で大学行くんだ!

とか

低身長、運動音痴、顔もパッとしない、
モテるためには勉強しかない!

とか

イケメン外国人好きだから英語頑張る!


などというような目的意識は
遺伝しないんです。
目的意識は、環境に左右されます。

「なんでうちの子なのにこんなに物覚えが悪いのか」
それは、裕福で安全な環境で育ったことが関係するかもしれません。

生きること、端的に言えば稼ぐ必要性を実感できず、自分専用に噛み砕かれた知識か自分のほしい知識しか吸収しない、そういうかんじではありませんか。



モチベーションと言えば尾崎豊さんの歌詞(卒業)にはこんなのもあります。
「生きることより人を愛するまっすぐさを信じた」。


いや待て。生きようよ。


そーいえば、彼はとても裕福でリベラルなおうちのおぼっちゃんで、下から青山学院でしたよね~偶然かな?


お子さんは、どうですか。
親が毒親紙一重の業を背負ってでも子の自由をほどよく制限し、レールに誘導したほうがよさそうなタイプではありませんか?
さもないとマネタイズ(収益化)不能な、知識の沼に突っ走ってしまいませんか。
尾崎豊さんになれたら良いのかもしれませんけども……。


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時代の追い風なしに、親ぐらいの収入を得るには

勝手に経済成長してくれる時代ではありません。
ですから、「自由に」育てても、仮に親と全く同じ育ちをしても、おそらくほとんどの子は、エリートな親レベルの収入まで行かないでしょう。


時代は変わっていきます。
高度成長期やバブルの恩恵に預かった現役親世代の属性は、1世代前より上昇してしまっている、ただそれだけのことなのです。
が、なんとなく
「親を超えてほしいなぁ」みたいなうっすらとした重力と言いますか、縛りのようなものを、親御さんの多くが感じている気がします。


これらを踏まえ、
「当該の遺伝的形質を好ましいカタチで発現させた環境」を戦略的に現代アレンジして再現しましょうという話をします。

簡単なことではありません。

とはいえ、親に覚悟があれば、多少似せた環境、つまり「マシな環境」を用意できます。

続きます。

読んでくださりありがとうございました!
もしかして発達グレー研究所でした。