「もしかして発達グレー研究所」 凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

面倒見のいい私立中高一貫と公立高校受験組の教育費を比較すると意外にも前者が安いが進路選択がブルジョワです

こんにちは、ただのおばちゃんです。

塾要らず私立中高一貫とは

【塾要らず私立コース】塾要らず、面倒見のいい私立中高一貫→大学
【公立コース】公立中→公立高→大学

かかる費用を比較するという、どなたかの記事がトレンドに入っていました。

その結果、公立中→公立高→大学、のほうが、塾不要の私立中高一貫→大学よりもお金がかかると結論。
公立中入学までは安かったけれども、公立高校からの大学受験に際して塾代がかさむ、という試算でした。

意外でしたか?

そーなんです、意外でアタリマエ。
こういうこと書くとスポンサーがつくんだよなぁ。今、子供が減って、中学受験業界も私立中高一貫も必死で私立中高一貫の裾野を拡げようとしています。
一般の方はおばちゃんきょーみないけど、ここのブログの読者さんたちは、塾要らず、なんて真に受けないでねー。

塾要らずの学校なんて、ない。塾要らずの子は、いる。

賢くて自己管理できる子は、どこへ行っても塾要らずでしょう。
出川哲朗さん並の猛烈なコミュ力で学校の先生に質問しまくれる人は、学校の先生を私有化できるので、塾行かなくてもなんとでもなります。

でも、ここのブログ見に来るってことは、危なっかしい子だってことですよね?(違ってたらごめん)


大事なこと言いますよ!

塾要らずかどうかは、学校の属性で決まることじゃないんです。
子ども本人の遺伝や環境を含めた属性で決まることです。

もしかして…な子供にとって、学校の取り組みは、気休めというか誤差というか…食いついてナンボ、ですから。

「塾要らずの学校」なんて、公立王国出身の保護者たちをだまくらかすために、学校経営コンサルが思い付きで言わせてるだけなんじゃないかなぁぐらいに思っておいたほうがいいです。


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塾要らず、を裏読みする

本校は塾要らずです。
※ただし学校の課す膨大なノルマを各自でこなせる者に限ります。


本校は塾要らずです。
※って言ってるのに、校内偏差値50-60の子の8割は塾や個別行ってるコマッタナー。
そのぶん塾行ってない子の面倒見ようと思っても、近寄っても来ないでやんの。

または

本校は塾要らずです。

塾なしのわりには進路がまあまあ…かな…年々下がってる。

…これが実態よ? たぶん。
まず、教育人材不足の時代。
しかも、個性尊重、スマホゲーム当たり前、の時代。
ひとり年間50-120万程度で、設備も使って、先生の年収2-700万で、ひとりひとりに丁寧に人員も時間も割けるわけないじゃん。


いいOB OGに教わったOB OGが学力高くなり、暇な東大駒場生生活でもしていて、自家栽培的と言いますか、鮭が生まれた川に戻ってくるみたいなかんじでバイトや部活代わりに教えに来る…という仕組みならば持続可能性がないこともないと思います。

が、そういった有償無償の学習指導ボランティアも、今は教育関連業界かコンサルティング会社に就職するのでなければほぼ時間の無駄ですからね、大学生にとって。

母校に特殊な思い入れが発生しやすい一部名門校でなければ、仕組みの維持は難しいでしょう。

私立中高一貫の本来の姿

私立の魅力は、教育に気持ちよくおカネを遣いたい家庭が支えてくださっています。
教育ブルジョワが集うサロン、といったところでしょうか。

あるいは、
【内申点】ムリ。ゼッタイ。な子がすがる蜘蛛の糸。


もちろんお金持ちばかりではないんです。

でも良識ある保護者が多数派となれば、お金が絡むこと、たとえば部活ウェア作成、塾、お出掛け、制服リサイクルなど、コスパを考えたり、遠慮をしたり…学校や他のご家庭も配慮してくださいます。富裕層でなければダメってことでは全くないです。
カツカツの人でも、大学卒業後5年(爆)親が養う前提でやりくりできるならいいと思います。



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ただし、金持ちを妬んだり出自を憎んだりする、卑屈な人やさぐれた人は、たとえ無料の特待であっても、私立進学を視野に入れないほうがいいと私は思います。

私立中高一貫と公立No.2高校の決定的な違い

塾要らずを謳う私立の教育環境は、持続可能性が低いです。
最難関付近や、ごくわずかの愛校心ガチ校を除けば、維持されません。


塾要らず、を真に受けて学校外で苦手カバーをしていない子が増えれば、入学時は揃っていた粒は大きく変質し、教員は多忙を極め、塾要らずシステムの空中分解が起こるからです。

または、お子さんの性格的に、恩恵を受けることができないということも多々。

こうして、学力面では、公立とさほど変わりなくなります。

私立中高一貫家庭に横たわる経済的底力と楽観的な人生観

誰でも入れる私立中高一貫と公立、なぁんだたいして変わらないじゃん、というなかで、ただひとつ根本的に違うのは、各家庭の経済的底力です。

私立中高一貫は、その経済的底力によって、
「大学行ってアタリマエ、国立ダメなら私立、複数併願アタリマエ、向いてなくても理系・医学部浪人ならやむなしマインド」
が醸成されています。

特待で入って、その流れにのせられてうっかりふわふわっと私立理系に行ってしまったら?
いやもう大変。


公立高校だと、
日比谷高校ぐらいだと大半が親が大企業や国家公務員で転勤族か帰国。
中学受験でも勝負できるけど事情で回避した子が多くて、とりあえず地元()の国公立大学、それがダメなら私大、という雰囲気はあるみたい。ほぼ私立っぽいってことね。


公立No.2以下の高校は、
「いやぁ、うちんち、金ないから私大は…」
という定型文が、俄然リアルになります。

高卒就職や看護大学進学、専門学校進学などが身近になります。
パワハラ部活や要返済の奨学金、推薦狙い勢の足の引っ張り合いも身近になりますけども。

手に職か、親方日の丸か、ビル経営と水商売か、パワハラ部活経由で地元の工務店か、おじさんちの八百屋経営継承か…

人生設計をリアルに感じながら暮らせる傾向、これは、私立中高一貫校には真似したくても提供できない「生きた職業観」です。


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ご唱和ください

「塾要らず?コンサル入れ知恵信じるな」。
「高学歴だと選べない進路あり」。
いくらかかるのかではなく、いくらまでかけられるのか。
あなたの子は、大集団(学校)で学べる子なのか。

勉強や向上心は大事ですが、高学歴になることに向いていない子もいます。
高学歴になったらそれを活かすための努力がまた必要になるからです。


お金に余裕がないけど私立中高一貫に進学させたい、そんな親御さんが、発達障害風味のお子さんに教えるべきことは、
・卑屈にならないこと
・愛されキャラになること
・個別サポートを引き出す方法
なような気がします。

遊ぶ友達いないほうが勉強捗るって強者、かつてはたくさんいましたが、今は友達いない→オンラインゲーム、ってなることがわりと多いので。

えーおばちゃんサピックスすすめてたくせに!と思うかもしれません、すみません、ほんとその子とご家庭によるので、「これが正解ですキリッ」みたいなのってないんです。

読んでくださりありがとうございました!
もしかして発達グレー研究所 ただのおばちゃんでした。


www.asdadhd.jp

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