「もしかして発達グレー研究所」 凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

謝れない発達凸凹さんのための反面教師利用法

問題行動は誰にでもあります。
発達障害に限りません。

謝って、反省して、以後変わるべしと言われますよね。

今回は、謝ることの難しさを踏まえて、反面教師を活かしていく手法に簡単に触れます。

※私は文章は下手で、しゃべるのが得意なヒトです。
分かりにくいところもあると思います。ごめんなさいね。

謝れないきもち

ASD傾向が少しありますと、そもそも謝ることがすごく難しいです。しかも変化を怖がりがちで、変わりにくいです。
(繊細すぎる子や、安定へ向かう変化を怖がらない子の場合、謝りまくる方向に進むケースも)

謝りたがらない理由は、以前書いたと思います。
ざっくり言うと、謝罪にいいイメージがなく、うまく謝れないスパイラルに入っている、ということです。

・責任問題について百ゼロ思考をしてしまい、過失責任100でなければ謝らない
・悪いことしたら謝る、というインプットにより、謝る=負けとする文化に染まっている
・謝って「ごめんで済めば警察は要らない!!」等と余計叱られた経験を強く記憶
・謝って得られる許しに価値が見出だせない
・ストレス下のため、パニック、ワーキングメモリ不足が起き、脳のキャパ的に、謝るという選択肢を思い浮かべることができない
・謝ったあと「以後同じ過ちを犯さない」という無理な約束を強いられるからその約束が怖くて謝れない
・自分は、謝られても、心癒えない。なのに、謝ったからもういいだろう、許してあげなさい!という対応をされた記憶が強い

などなど、もちろんほかにもあるかと思います。
いずれにせよ、
大人が、単に、反抗的!と決めつけるのは簡単ですが、かえって解決は遠くなります。


特に、フツーの子と違うなと思うのが、謝ることが失敗経験とものすごく強くリンクしている点です。

謝罪失敗の原因

恐らく多くの謝罪失敗は「反省の態度の不足」に起因しています。
彼らは、ワーキングメモリと処理速度の不足により、自分が他者からどう見えているのかを認識しにくいです。
その上、兄弟やクラスメイトが叱られているとき等他者の様子から学べるということを知らないケースさえあります。

このため、しばしば、ふてくされた顔をしながら見るからにイヤイヤ謝るという「やっちゃダメな謝罪、マイナスでしかない謝罪」を繰り返してしまうのです。

謝罪とは、相手の気分を和らげることです。
イヤイヤ感丸出しの謝罪では、メリットを得られません。
それどころか相手を激昂させることさえ頻繁にあり、デメリットが目立ちます。
こうして、ごめんなさいを言いたくない、謝るの嫌、と思い込むに至ります。

反面教師から学べない理由

なぜ彼らは、兄弟姉妹やクラスメイトが叱られている姿から学びにくいのでしょうか?

様々な理由があります。
ひとえに、興味がない。
効果がないとサッサと学習してしまっていることがあまりにも多い(笑)

他者のふるまいからノンガイダンス ノンバーバルで学ぶために必要なスキル(着眼のコツ)は、不快感から逃げる手段として身につけていくことが多いのですが、
スキルを持っていないので、叱られる不快感に甘んじ続けているのです。


なぜ、試行錯誤しないのでしょうか。
おそらく、試行錯誤のほとんどは失敗でできているためです。
失敗にメリットを感じるには、失敗のメリットを享受した記憶を強める介入が必要です。


その上、彼らは、「自分がなぜか一番叱られる」という不安な環境にいることが多く、他者が叱られているときぐらいしかホッとできるときがありません。


大人が他の子を叱っているときは、神妙にしなくてはなりません。
神妙にするってことを手取り足取り鏡やビデオも見せて、心と体に覚えさせなくてはなりません。
そして、あーこういうときはその口答えはダメだよーと心のなかで突っ込んだり、
あの大人には、こういう所作をすると許されやすいようだーなどとインプットしながら聞くべきなのです。

神妙にする演技の仕方を知らないため、
ニヤニヤしてしまったり。無関心丸出しだったり。リラックス時間として使ってしまうのです。
それによりとばっちりを食らうこともあり、そうなると、最早訳がわからなくなります。
(繊細すぎる子は、逆で、この場面でずーーーーっと消耗し続けています)


よーするに、自分がどう見られているかに興味がない、そして、生まれつき感情的所作に疎く、相手の感情をなだめるための小細工に興味がなく、下手。
そして、他者が叱られているときはホッとしたり、モヤモヤしたりしてしまう。
インプットモードでなくなるんです。


それだけではありません。
他者を反面教師にすることを、見下すこと、バカにすることととらえていて罪悪感をおぼえていることも多いです。
反面教師から学べるようになるためには、考え方のクセをいくつか緩和していく必要があります。

反面教師という概念を更新しよう

ではどうすればよいのでしょう。

「ヒトが叱られているシーンを高見の見物させて、学ばせよう」これがキモです。


ストレスによって大幅に脳の余力が侵害される子の場合、
自分が叱られているときや、自分がやらかしているコミュニティの中では、脳に負荷がかかりすぎていますから、自分の失敗を上手に反省するのは困難です。
上述したように、人のふり見て我がふり直すことさえ、自力ではとても難しいのです。

そこで、自分が当事者ではないケースを利用して、SSTソーシャルスキルトレーニングを行うわけです。
療育などでもよく取り入れられています。でも週数時間では、ぶっちゃけ「SSTでは出来るけれど」「この先生となら、この子たちとならうまくやれるのだけれど」止まりとなり、身に付かないことが多いです。
連れていくのも大変なことです。高額の公費が注がれているにもかかわらず、結局おうちの方の力なくしては話になってません。(意味がないとは言いませんが)


叱られているときは
脳のメモリに負荷がかかりすぎています。
パソコンで言うと、処理速度を遥かに越えた命令を受けすぎて
フリーズしているかんじです。

(叱られている子って、反省しているように見えなかったり、あくびすることがありますね。
あれは、メモリに負荷がかかりすぎてフリーズしていて、演技を繰り出す余力が失われていたり、脳がオーバーワークで酸欠になっているためです。

強い反発心があっても、反省しているかのように、外見上所作を整えふるまう、それがフツーの子です)


負荷を緩和し、いくつかのウィンドウを閉じたり、システムを再起動させたりするに足るメモリを確保すれば、人のふり見て我がふり直せ、ができるようになります。

当事者意識を持たせるためには興味が不可欠

「自分と関係ないな」「つまらない」「むだ」と思えば一切興味を持たないのもまた彼ら…です。
さらに、負荷がかかっているときにも使える記憶にするために、日々思い出してもらう必要があります。

とっても危なっかしい、けど憎めない・許せる、大好きな人を探しましょう。反面教師にするのです。

※反面教師のことも、理解者同様、高めてくれる存在として感謝できるように反面教師を設定します。
反面教師=悪いヒト、とインプットしてはいけません!
他者を反面教師扱いしてしまうたびに罪悪感が生まれます。
反面教師は役に立つヒトであり、ありがたい人。感謝しつつ遠巻きにして学ばせていただく。という感覚を持たせてあげましょう。
こうすると、反面教師認定時・活用時の罪悪感を緩和できますし、他人の失敗を嘲笑うような問題行動に傾くこともなく、
感謝体質になります。

反面教師、当方では、リアルサザエさんと呼ばれる私が務めてます。憎めないのがポイント!
ご家庭では、リアルでなくて構いません。ドラマや漫画でOK!

おばちゃんと仲間たちは、サザエさんやズッコケ3人組、美味しんぼ、ドラえもん、アンパンマン、お笑い芸人など、好きな「やらかし教材」を使います。

「カツオはなんて言えばこのトラブルを避けられただろうね?」
トラブルの渦中にいるときにはわからないことも、自分が脅かされない状況ならば、楽しみながら考え、そして学べます。

スキル定着のために

SSTは、効果をゲットしない限り、定着しにくいです。
SSTが効果がないとか、机上の空論となりがちだとか言われるのは、効果を手にさせるための一押しが不足しているためです。

効果をゲットさせるためには、学んだスキルをしばしば想起させて、実行させる必要があります。

興味の持てる反面教師を示しておくことは、ここでも重要になります。

想起するときも、自分が叱られた不快な記憶ではなく、大好きな親御さんと一緒に楽しんだ漫画やドラマを利用した学び。これは楽しい遊びと変わりません。
脳は喜びにあふれ、全く消耗しません。
消耗するどころか、楽しく想起することによって、ワーキングメモリがぐんぐん育つ効果も見込めます。

このような仕組みにすることで、反面教師から学ぶ、というスキルの定着が実現します。


ほんとうに、発達凸凹な子の対応というのは、難しく、奥が深いです。
責任を感じやすい、子供思いの親御さんほど苦痛も多く、大変な日々です。
そんな親御さんの気持ちが少しでも楽に、なおかつ、
問題解決にコミットできればと思っています。



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当方が、コミットできるケースか否かの判断をお伝えします。
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