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なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

ASD用語の基礎知識2 自分らしくいるために

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(頂き物の写真です)

さて、前回、
素で、感情脳の方をいらつかせてしまう、
辞書脳さんあるある、ご紹介しました。

「何でこんなことをしたんだ!!!」
という言葉に対し、
「何でかと言うと、やりたかったから、ですキリッ」
とか
「………………(やりたかったからって言ったら怒られる……モヤモヤ顔で思考停止)」
みたいなやりとり……あるあるです。

辞書脳のお子さんは、感情語について、手取り足取り教えてあげると、バイリンガルになります。

「何でこんなことをしたんだ!」は、怒っています反省ポーズを見せなさい、の意味だよ、
感情をなだめるためのごめんなさい、神妙な顔つきが効くよ等々、平常時に教えてあげてくださいね。


生まれつきバリバリの自閉スペクトラムな方はもちろん、精神的ストレスによっても、辞書脳傾向が強く出ることがあります、ま、親も含めて、感情脳傾向が強く出る方のほうが多数派ですが。

いずれにしても、極端だと生きにくいです。

日本語はひとつの言語に見えますが、自閉スペクトラムっぽい子には、言語体系を2つに分けて考えることを教えてあげるとよいです。

モヤモヤが一気に薄まって、「すとん!」という顔を見せてくれます(おばちゃんの生き甲斐~笑)


辞書脳の張り出したお子さんを育てる親御さんは
「歯、磨いた?」
「うん(昨晩)」
みたいな日々のやりとりに、疲弊してますよね。

そして、感情脳が張り出して
「何で嘘をつくの!!!??」
というような、辞書脳の世界と噛み合わない問いをかましがちです。

※辞書脳との軋轢によって感情が肥大化した状態をカサンドラ症候群とか言いますけど、
ネットでカサンドラ症候群を調べても、
建設的な話はあまりみつかりません。
辞書脳ふざけんな、ハッタツ○ね、となり
お子さん育成にあたってはあまりおすすめしません。
ガス抜くためのちょっとだけなら
カサンドラの世界を覗くのもいいと思いますが
引きずり込まれ、はまってしまうと、
そこには承認が大量にありすぎるため、二度と出られません。
気を付けましょう。

(歯磨きの件、お子さんは、そもそも、嘘はついているとかふざけているとは思っていません。嘘をついた理由を問われても困惑するのみで、それを繰り返すうちに歯磨き=キライ、が強まります)


自由にも、スペクトラムがあります。
完全なる自由なんていうのは
他者の権利を削るわけです。
他者の自由を侵害しない程度の自由、
他者の権利を削らない範囲での自由、
これが
自由主義の現実的な落としどころであり最終目標です。

自由のためには、我慢が必要、って、
まあ当たり前のことですけど、

これを百ゼロ思考の強いお子さんに体感で学ばせようとすると、
我慢ばかりさせられている!と感じてしまいます。


ここで、おばちゃんと子どもたちが考え、導き出してきた工夫が役に立ちます。

辞書語と感情語を対比させて、違いを学んでいくのです。
文章にしてしまうと辞書語がもともと多くなりがちですので、
本当は、対話で、口伝で学んでもらうのが一番です。

例を挙げますと、

「廊下を走るな!」

辞書脳向けの訳=廊下、教室内などでは、いつでも止まれる、いつでも止まってもらえる、という相互、暗黙の協定の上で、動き回ることが許されています。

目安となる速度は、およそ分速80m、ただし、性別、学年、時期、体格、目立ち度などにより変動します。

地面から両足が離れてしまう移動方法は、衝突回避行動が取りにくいので、叱責対象になります。

走っても怒られない人もいます。
彼らは、他のときにも他者を驚かせない言動を選んでいたり、弱々しい、一人のときは走らない、先生がいらいらしているときにはやらかさない、など、一定の傾向があるようです。
どのような傾向があるのか探ってみてください。

また、ぶつかった前歴や、叱られ実績がありますと、移動の態度を厳しくチェックされますが、他の問題行動が減りますと、廊下を走るな!!!と強く言われることも減ります。

これらのことを説明すると長くなるので「廊下、走るな!!!」の一言で済ませています。

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「謝りなさい!/謝って済むと思うな!」

辞書脳向けの訳=感情優先文化圏、特に園や学校では、謝られたら、表向き許してあげたことにして、次へ進むことになっています。

本当に申し訳ない気持ちかどうか、許すかどうか、本当に改善改心するかどうかは別途、という扱いになります。

とりあえず形だけでも謝らせる、許させるという儀式を経ないと、先生が当事者たちを解放したり授業を始めたりすることができないという、裏事情があるための、苦肉の策となっています。

「謝って済むと思うな!」というのは、上記のような体験を繰り返すうち、謝れば何してもOK!と学習してしまう可能性を塞ぐとき、または、謝る演技がイマイチなときに言う突っ込みワードです。

子どもは、負荷に慣れやすく、負荷をかけるとたくましく育つとされているので、強い口調で言います。
「言い方に気を付けろ!相手の気持ちを考えろ!」と言う口で言われるとモヤモヤしますが、履修しておくとあとが楽です。


謝れ!と言われたときには、演技でも構わないから謝って場を収め落ち着いてから改善策を考えよう!と受けとるのがよいです。

謝って済むと思うな!というのは、演技っぽかったらダメだぞ、何度も演技でごまかそうったっていかんぞ、と言う意味だと思ってみてはいかがでしょう。

うーん、書いてしまうとつまんないなー。
やはり、口伝がおすすめです、双方向性のある学びは定着しやすいので。


考え方を植え付けるなんて嫌だ、
自分で考える力が育たなくなってしまう、という批判はありますが、
うーん、
おばちゃんは、ある種の子どもたちにとって、
型に寄せていく方法の習得、すごく大事だと思っています。

上述したような、辞書脳向けの基礎知識を与えておきますと、
学校などでの不穏とトラブルの悪循環を止めることができますよ。


ストレスの総量を下げ、悪循環を止め、
穏やかさや明るさを引き出す……
そんなお手伝いが大好きで、1日1-45円の収入しかないブログ書いてます。

読んでくださりありがとうございました♥️
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