「もしかして発達グレー研究所」 凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

ダメ親なら超えやすい!

こんにちは、もしかして発達グレー研究所 ただのおばちゃんです。

久しぶりに学校へ。

時の流れは大人の体力を低下させますが、代わりに子どもたちを大きく強くさせますね。

 

*基本的信頼が意欲を支えるという一般論

 

長期安定した自己肯定感を子供にもたらすことのうち、親にできる最も大切なもののひとつが「愛着形成」であるとされています。

これは社会通念としてご存知の通りです。

 

基本的信頼、とも呼ばれ、やたらめったら強調されてます。

 

(佐々木正美先生は、基本的信頼と根拠のない自信は同じもので、素敵だとおっしゃっています、私はちょっと異論あるのですが、ただのおばちゃんなので黙っとくね~)

 

 

*意欲が減衰するのはなぜなのか

 

幼児期は、「見たい」「寝返りをしたい」「立って歩きたい」など、健全な意欲がありますよね(※例外もちろんあり)。

生まれて数年は、ほぼほぼ全員、健全な意欲を持っています。

 

ハイハイで追いかけてくる、転びそうになりながらも立とうとする、そんな意欲の塊だったのに。いつ、なぜ、どのようにして、失われてしまうのでしょうか。

 

はっきりとはわかりませんが、意欲を失った子を分析しますと、学習性無力感、誤学習、負のフィードバック等と言われる悪循環に飲み込まれていることが多いです。

「課題をやっても出来るようにならない

→やりたがらなくなる

→親が無理矢理やらせる

→出来るようにならない

→課題も親も、嫌いになる

→やらなくなる。学んだことは、親は無価値ということだけ」

 

頑張っても上手くいかないと、「うまくいかない、やりたくない」という偏りがどんどん偏りを強めてしまう現象が起きます。

こうして意欲は失われるのです。

 

では、意欲を失わせないためには、どうすればよいのでしょうか。

 

 

*意欲を失わせないために~意欲の源は愛着形成だけではない

 

子にとって、時に愛着形成以上の効果がありながら、明言されたことのないイベントがあります。

 

「親を超える」というイベントです。

 

 

*親を超える、親よりマシになるという生物としての圧倒的多幸感は愛着形成した者の幸福感よりむしろ強い

 

親を超えるということは、世代交代による進化を目指す生物に、最上級の充足感をもたらします。

 

守ってくれた素敵な親を超えることはもちろん立派なことなのですが、

 

実は、「○したいほど憎かった親より、ちょっとなマシな大人」になることも、将来お子さんにとって、とっても強い心の支えになります。

 

いいところまるでなし、愛着形成大失敗、自己肯定感何それ美味しいの、のボロボロ人生であったとしても、「親を超えた」という単位さえ取れば、人生の荒波を乗り切る力につながるんじゃないか、と思っています。

 

おばちゃんの主観に過ぎないですけども、恐らく、非常にインパクトある体験です。

 

 

*自己肯定感を身に付け損なったこどものためにできること

 

愛着形成には臨界期があるとされています。

不登校などで専門家に相談すると、愛着形成して自己肯定感を育みましょう!といわれることもありますが、なかなか難しいようです。

思春期以降、発達障害傾向の方は25ぐらいまでは場合により愛着の再形成可能なこともあるのですが、誰にでも期待できることではありません。

 

低栄養状態、低身長のままで骨端線が閉じてしまったみたいなものだとさえ言う専門家もいます。

 

 

*手に入れられなかった愛着と自己肯定感に代わるパワー

 

これは、親御さんにしか与えることができません。

 

親御さんのスペックのなかで、どこか一ヶ所以上、お子さんによる超えどころを用意してあげてください。

 

親も失敗して、謙虚に反省して、改善努力したり、努力できなかったり、

ぐちゃぐちゃになってやっぱりだめなときってあるんだよ、

でも生きてたらいいことあったよ、ってところを、わざとらしくなく、でもわかりやすく、見せつけてください。

 

人間は完璧じゃない、迷惑かけずに死ねる人なんていない、

お互いにやむを得ず迷惑かけ合って生きていくってことを許さないと苦しくなるよ

 

って強調してください。

 

どうやっても超えようがないような、エクストリームなご両親もゼロではありませんが、あれは人間のふりをした神か、宇宙怪獣

 

神や宇宙怪獣の化身でなければ、どこかにアンバランスなところがあって、補いどころ、支えどころがあると思うのです。

 

これをお読みの親御さんが、どこも超えさせようがないエクストリームな親御さんであれば、お子さんや子孫のこと、一生庇護してあげて下さいよっ!

 

 

*うちは愛着形成完璧、と思っても気を付けて!

 

 親のスペックや子育て能力が高すぎる、いわゆる「絵にかいたような幸せな家庭」で、しばしば親子トラブルが深刻化します。

これ、

「超えられないハイスペ親による再現性の低い理想的な家庭という記憶が呪いとなって、メンタルに悪さをしている」と感じることがあります。

 

心当たりのある方は、お子さんが、ちょっと頑張れば超えられそうかもと思えるように、価値評価の基準を変えたり、増やしたりしておきましょう。

 

親の老化はチャンス

 

親御さん自身が「早めの引退モード」に入る手法があります。

親子関係が悪いと、ザマー見やがれ、となりますが、親子関係が良い状態のときに親御さんがエネルギーを失うと、それまで無気力だったりわがまま放題だったお子さんの中から、

「補いたい、助けたい」という利他のモチベーションが湧いてくるということ、よくあります。

 

高慢なほどに虚勢を張るお子さんの場合はうまくいくかは一か八か、かな。 

 

自らの価値を低く見積り世をはかなんでいるお子さんの場合は、この手法がけっこうイケます。 

 

 

*子供が親を好きでいるうちに弱味を見せろ!

 

よその親よりも頑張らなくちゃ、だとか、

よそのママより綺麗でいなくちゃとか、そんなんほんと馬鹿馬鹿しいからやめましょう。

(あっ、でもビジュアルなど、クラスの保護者の中でビリにはならないようにした方がいいと思います。

ビジュアルビリは、無駄に損することがあるけれど、工夫次第でなんとかなるので)

 

更年期かな、とか、老化したなと思ったら、ヨッシャ!てなもんです。 

 

老化は、劣化と感じるでしょうが、劣化するからこそ、子どもに、「親を超える体験」を経験させやすくなるという、素敵な副作用があります。

 

親の老化を知らせましょう。

 

うわぁ助かるよありがとうね、こういった言葉が、子供を操作するための大袈裟ではなくなったことがわかるように伝えましょう。

すると、ほめや感謝に反応せず冷ややかだったお子さんでも、さりげない感謝を、リアルな実感とともに受け取れるようになるかもしれません。

 

 

*使えない夫の存在意義

 

よく、夫/妻がほんと余計なことしか言わず、使えなくて、教育上毒でしかない、と嘆く方もいらっしゃいますね。

あまりにひどい場合は別ですが「使えないほうの親」は、「超えさせ担当」にしてしまうのも手ですよ。

 

頑張り屋さんのママにはどうやってもかないそうもないけれど、

アカンタレなパパなら超えられるかも…みたいにね。

もちろん逆パターンもありますよね。

 

 

*他者比較も、使いよう 

 

おばちゃんは他者比較、下方比較、比較による勝ち負けの概念は、素敵な手段とは思っていません。

大手を振っておすすめすることはできません。

 

特に学校や、職場など、長期間付き合わねばならない集団内では、比較による優劣のジャッジはなるべく減らしたほうがいいと思います。

 

でも、 

大事なサバイバルスキルであり、使い方によって毒にも薬にもなります。

 

○されかけたら○してしまえ、みたいなもので、最終手段の何手か手前の手法としてはとっても有効です。

 

「下方比較は下劣!」

として、完全に無くしてしまったがために、苦しくなるときってあります。

 

それよりは、清濁併せ飲む、の精神で、聡く利用して、うまく生き抜いてほしいと思います。

 

覚えておいていただければと思い、書きました。

 

 

*ダメ親になろう

 

弱ってる親。

ダメダメな親。

親失格、人間失格、そう思い込んでいる親。

愛すべきダメ親の存在は、お子さんの未来を地味にしっかり支えてくれるでしょう。

 

www.asdadhd.jp

 

反面教師からも学べるように誘導してくださいね。