お父さん、お母さん、
いきなりショックなこと言います メンタル弱りすぎのときは読まないで下さい
あのね、お子さんね、
死ねってよく言われますからね?集団生活してたら、誰かしら言うと思った方が無難です。
死ね、いっぺん死んでこい、……言う人は口癖のように言います。
バカ、もね。Hey, guys!ぐらいの感覚で使う人います。
あと、キモい、ガイジ、障害者、クズ、カス、豚、のろま、生きる価値なし、迷惑、チビデデブブス!もね。
そんなこと、言っちゃダメでしょう、言う方が悪いでしょう、って?
そう、でもね、信号無視だってダメなんですよ、悪いんですよ。
でも、なくならない。だから自衛が必要なんです。
先生が止めるでしょう、って?
いや、先生だって、言う人いますし。全員ではないですけど。
スクールシャドーとして教室に入っているときにも、頻繁に聞こえてきましたよ。
ストレス下で感情的に高ぶると、理性なんて吹っ飛ぶんですね。
よくあることみたいですよ。
信じられないかもしれませんが、本当です。
「悪い言葉だから言っちゃダメ」
「言う人が悪い、あなたは悪くない」
「ひどい悪口だ」
、人権を尊重しようとするとき、発達障害を知らない人達はこういう一般論を安易に吹き込みます。
発達障害傾向のあるお子さんの中には、幼児期に植え付けられた美しい善意や美徳を手離さず、長期間信じ続けるがために、深く傷付いて人間不信になる、という仮説を紹介します。
親御さんも、集団指導者も、ほとんどの人達が信じて疑わないけれど
バカ、死ね、ガイジ、障害者、等の言葉はタブーだ!
上から目線の罵倒と侮辱の意味だ!
忌み嫌え!
言うな!
言われたら怒れ!
と思い込ませてるんです。
大人が良かれと思って子供に吹き込んでいること、無意識下の思考、いずれも、子供の思想に染み込んでいき、定型文として定着してしまいがちです。
発達障害の子のなかには、長期記憶が強すぎる子、記憶のポップアップが起きる子、信じたものを頑なに信じ続けようとする子、辻褄が合わないことにもやり続ける子がいます。
彼らは、幼児期に刷り込まれた綺麗事を抱え続けようとして苦しみます。
「この言動は、嫌だ不愉快だという感情のトリガーである」
「嫌なことをされたらやり返すべきだ」
これは本当にありがちな
「定型文の誤謬」です。
教育上の定型文は、極端です。
「友達と仲良く」
「言いたいことは、はっきり言うべき」
こういったダブルバインドだらけ。
知能の仕組みによっては、その都度スポットライトを当て変えたり、忘れたりできます。
でも、忘れる機能がないならば、各自でバランスをとらねばなりません。
お子さんに学んでもらわねばならないのは、「悪口は、言ってはいけない」「言う人は罰せられるべき」「悪口を言うほうが悪い」という綺麗事ではなく、綺麗事と綺麗事の軋轢の間でバランスをとるスキルです。
本当は発達云々抜きにして、教育現場全てで共有した方がいいと思うのですが、とりあえずお伝えできる方々にだけ。
悪口をはじめとする「言葉」、
発信側の意図なんて尊重する理由ないです!
受信側が意図して、受信側にとってお得なお役立ち解釈をするのがおすすめです!
まさか、悪口や罵倒をNG扱いすれば
この世から消えると信じてるんですか?
……甘い、トルコのスイーツより甘いよ…
社会通念上は、悪口言っちゃいけない理由を
「言われた人が傷付く!
だから言ってはいけないよ」
って説明してますよね。
いや…雑だろそれ。とおばちゃんは思います。て
「言われた人が傷付くから言ってはいけない」という説明では、
言われる側(受信側)の受け取り方は
「言われたら傷付く!一択!」になりがちです。
ないわー…
傷付くと得をする!?
意外かもしれませんが、傷付いたと言うと得をするボーナスフェイズが、人生には何回かあります。
その期間は、「ひどいこと言われた、傷付いた…」と言うだけで、ほぼ無批判に、優しく共感や同情や承認をしてもらえます。
本人に非があろうとなかろうと「傷付いたことを主張」することで利益が得られます。
この経験は、無意識に刷り込まれ、繰り返し、習慣になることがあります。
しかし、これは深刻なバグです。
・傷付いた!と言えば、良心的な人が優しくしてくれる
・傷付いたかどうかは自己申告制
「傷付いた!」とポリコレ的な人達、正義感の強い人たちに言いふらすことにより、
自分の努力や改善なしに簡単に「相手が全面的に悪い、あなたは悪くない、あなたは変わらなくていい」という精度の高い承認を得られるのですから……。
ただしそれも期間限定。
相手の学習力が成長するなどの変化により、「ひどいことをされたと訴えて善意の承認を得る」と誤学習し、疎まれ、嫌われるフェイズに突入してしまうのです。
一生ものの後遺症が待っています。
傷付いたーと言っては快感を得るクセがついている人と、無料で共に過ごしてくれる人なんて、そうそういませんからね……。
では、どうやってそれを防げばよいか
【バカ、死ね、ガイジ、障害者、オカマ、男女、○○菌、クソ野郎などの悪口や、いじわるを言わない】
これはいいと思います。
問題は、その理由の説明です。
社会通念【言われたら傷付くから】【相手が嫌がることはしない】という理由をおしつけられた子は、思考すればするほどバグります。
おばちゃんがこう主張する訳を2つ、書いておきます。
1つめは、言われたら傷付く、人が嫌がることは絶対にしてはいけない、という定型文のみを繰り返し刷り込まれることで、「言われたから、傷付く」「人が嫌がることは絶対にしてはいけない(自分を痛め付けてでも耐えろ)」等という強固な回路を持つようになる子がいて、そういう子ほど、深刻な二次障害に苦しむため。
2つめは、「言われたら傷付く」という言葉により、被害意識を高めてしまう子ほど、深刻な二次障害に苦しむため。
「言うと、言った人の徳/価値が下がるから。」
こちらの方が、言ってはいけない理由として辻褄が合うと感じる子が多いです。
※自分の徳や価値が増えて何になるの?と疑問に思う子もいます。ご家庭の価値観に合わせて答えて差し上げてください。
そして、身を守らせましょう。
大好きな親御さんとの幸せなやりとりの中で、語感に慣れさせましょう。
不快な経験を伴わずに言われ慣れれば、悪口や厳しい指摘にひるまず、メリットだけを享受できるようになります。
この考え方をインストールしておきますと、
悪口言ってくる=自身の価値を下げながらこちらに利益をもたらしてくれてるようなもの、となります。
滑稽な物好きだなー!と笑けてくることこそあれ、「傷付いた、死にたい」って方向には到底行かないのです。
いかがでしょうか、
子育てに正解はないけれど、
お得であることは間違いないですよこの思考のインストール。
では、どうやって?
続きます
読みにくい赤字ブログ読んでくださりありがとうございました!
もしかして発達グレー研究所ただのおばちゃんでした!
おばちゃんはトークが凸、文章は得意ではないのにブログなんて書いてごめんなさい(涙)