「もしかして発達グレー研究所」 凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

挫折と克服もスモールステップ

こんにちは、ただのおばちゃんです。

私はしばしば「幼児期の挫折と克服でレジリエンスの根っこを作りましょう」と申し上げています。

説明不足かなと思い、補足します。

挫折には、さまざまなものがあります。私は、「わからない、できない、通じない、困った、どうしよう」これも広義での挫折だと思っています。

アイコンタクトの苦手な赤ちゃん、感覚過敏などでだっこや母乳、離乳食といった他者とのやりとりを嫌がる赤ちゃん、上手に眠れない赤ちゃんなど、いわゆる育てにくい赤ちゃんは、生まれた瞬間から広義の挫折を味わっていると言えます。

あらゆるお子さん、特に上記のようなお子さんにとっては、「嫌」と意思表示できるようになるということ自体、ひとつの大きな克服です。


克服しやすい挫折

挫折については以前のエントリで綴ってあります。
そこで書かなかった「早生まれ」「きょうだい児の存在」について書いてみます。

「早生まれ」が挫折経験に繋がりやすいことは経験上よく知られています。
確かに、3月末生まれの子を持ちますと、同じ学年となる4月2日生まれの子が恐ろしく強大な存在に見えます。0ヶ月児と12ヶ月児を比べる機会はあまりありませんが、2歳なりたての子と3歳になろうとする子、月齢の比は36:24、1.5倍も違う子としばしば同じ集団に入ることとなり、繊細な子は感じてほしくないことまで感じ取ってしまいがちです。

しかし生まれ月による差はどんどん小さくなり、小4 10歳までに132:120、1.1倍以下しか違わなくなります。
早生まれは、当たり前に努力する、上を目指すのが当たり前、という志向を獲得させるのにとても適しているのです。

また、公務員を例に定年退職時を考えると、もっとも年収の高い時期に1年分近くお給料がもらえて、とてもお得とも言えます。

このように、理論上は、早生まれは良いことです。ただ、記憶の中で「あの子には敵わない」「あの子は幼稚」という思いが子ども同士の中に長く深く残ってしまうことがありますので、関係性が上下で固定することがないように、適宜間合いを取りたくなりますね。

しかし、間合いが取れなくても早生まれは大丈夫です。クラス替えなどによって人間関係がリセットされるときに、以前よりもいい位置でスタートできることが多いからかもしれません。

早生まれの子が、月齢の上の子に家来として執着されるのは低学年まで。

それまで、無自覚に集団にいさせて、周りが見えていれば、自然に傷付きます。
そこで保護者が本人の頑張りを認めて促すように心掛ければ、適切な克服経験となり、一生もののレジリエンスの土台になるでしょう。

「よくできるきょうだいの存在」も挫折に繋がりやすいです。

私が尊敬している教育者は、「兄弟姉妹のうち、明らかに全ての面で劣っていた子がいるならば、その子のことを、きょうだいでいちばん魅力的だとか定義付けて洗脳しなさい」とおっしゃっていました。
うーん、深いです。