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なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

個人面談

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先生にとってのメリットを強調する

担任にすがりついて嘆願することが奏功することも、あるにはあります。
でも、あなたのお子さんのためだけに割けるコストは、全体の何十分の一、でしかないということを忘れてしまうと、あなたの要望はただのワガママと受け取られてしまいます。

要望を示すときは、「教師とクラスのために労力を割くメリットがある」と思ってもらえるように保護者がプレゼンしましょう。

例えば、お子さんへの指導方法を変えてほしいとき。

療育を頑張ってきた親御さんは、せっかくの自己肯定感を潰してほしくない、という考えから話を切り出してしまいがちです。
うちの子の個性を大切にしてほしい、だから関わり方、叱り方を変えてほしい、という、子どもファースト、言うなれば自分達本意のスタンスで話してしまいがちなのです。

逆に、「言っても聞かないので先生!ガツンとお願いします!」と親御さんが言ってしまうケースもあります。


私はどちらもあまりおすすめしていません。

前者はワガママや甘えと受け取られかねませんし、後者は、「親の希望通り、叱って教育してやっている」という認識のせいで、ひとたびエスカレートを始めると歯止めがきかなくなりがちだからです。


先生の対応を、個人のためにどうしても変えてほしいときは、先生にとってのメリットデメリットをちらつかせながら誘導したほうが、合理的です。

具体例

・集団教育の大切さはかねてより重々感じております。←義務教育への理解を示します

・うちの子一人でも厄介なのに、集団の中で扱わなければならない先生の大変さは想像を絶します。←先生の仕事の困難さを斟酌し、先生への敬意を示します

・社会性の発達に遅れの見られる我が子が集団からこぼれることにより、集団が乱れてしまうことを懸念しています。←集団の劣化を懸念している、と強調します

・家族一丸となり、試行錯誤しながら、小集団においては嫌な経験、嬉しい経験などから学ばせており、社会性は向上しつつありますが、学校という大集団への完全合流はまだ時間がかかりそうです。←集団の劣化を招きかねない子に対し、家庭で適切な負荷をかけ、家庭教育を計画的に行っていること、現状の到達レベルを示します

・叱られ方、関わられ方によっては、自他に対して暴力的になったり衝動性が強くなったりして、集団の利益を損なう言動に走ってしまいます。憂慮しております。←学校で担任が負荷をかけすぎると集団に悪影響が出ると示します。

・不登校/学級崩壊は避けたいが、このままだと突入待ったなし。先生にご迷惑がかかりそうです←不登校や学級崩壊により職務評価が下がることを逆手に取り、動かなければという気持ちにさせます。


飽くまでも例ですが、こういった「担任ファースト」なスタンスをベースに、上手にお願いしてみましょう。

「このように扱えば、我が子に集団の利益を害されずに済むのではないか」という提案をすると、無能系の担任にも「じゃあ、やってみようかな」「考えてみようかな」と思ってもらいやすくなります。
多少の協力が得られる可能性がちょびっとだけ上がるかもしれないと思います。←要するにあまり期待しないでダメ元で言ってみてね、ということです!


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