「もしかして発達グレー研究所」 凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

リアルな学校の怪談あるある

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こんにちは、ただのおばちゃんです。
聞くな!と言っていて何ですが、普段あまり話さないお子さんたちから、このような情報が集まっています(他にもあります)。

・魑魅魍魎の学校のことを、理想の園だとまわりの皆が信じこんでいる(ように見える)のが怖い

・みんなグル(集まり。軽蔑、疎外感等ネガティブ感情を含む)みたい

・かわいくもないものを「カワイイ~」、すごくもないものを「すごいー」と言い合うこと、みんなでトイレに行くことが仲良しの証左であるとする価値観が無駄にしか感じられず、受け入れられない

・友情、約束、団結、目標等、「良い」とされる概念が実際にはいい加減な運用をされていることに振り回されて疲れる

・先生の言うことが朝令暮改で不信

・先生やクラスメイトがなぜか敵視してくる

・正義と悪がごちゃまぜで、モヤモヤがとにかくたまるばかり

・将来のことなんてまだわからないのに、将来の夢を言わされる。しかもまわりはなんの臆面もなく無謀な夢を語っていて、違和感や疎外感を感じる

・とっくに知っていることを、「今日学んだこと」と記さなくてはならず、嘘をつくようで胸が痛む

・先生もクラスメイトも家族も正義も悪もゴチャゴチャで、人間不信になる→まともに振る舞おうとするのが馬鹿馬鹿しくなり、先生やクラスメイトや家族同様嘘をついたりずるをしたりするようになる→あたかもひとりだけが問題児であるかのような扱いを受ける→人間不信に拍車がかかる


発達障害傾向、特にアスペルガー症候群やASD(自閉)傾向があるお子さんは、このような心理的な疎外感、孤立感、違和感、不条理感に襲われやすいと想定することができます。

これらの感覚は、子ども自身が認識したり分析したりするには複雑すぎて、難しいものです。

認識できて、表出できたとしても「怖い」「嫌」「不快」「行きたくない」「わからない」という表現に集約されることがとても多いです。
(さらに積み上がると「死にたい」という感情表現が出てきます。死にたい、ということについてはそのうち記します)


これらの負の感覚は、ただのおばちゃんたちによる分析と認知行動療法によって緩和できることがあります。

しかし、恐怖の原因を他者だとするならば、朝礼中に、高性能マシンガンぶっぱなすぐらいしないと、取り除けません。(セーラー服と機関銃…古くて済みません)

怖さの正体が、疎外感や孤立感であったら…?

原因を「まわりのみんな」「目立つグループ」としますか?
「まわりのみんな」を、除去できると思われますか?


「恐怖や不快感は他からもたらされるもの」という感覚でいると、恐怖感や不快感から逃れることはできません。


そこで、怖いかどうか、不快かどうかは、慣れと気の持ちようの問題である、と認識できるような体験をさせる手法があります。

克服済みの恐怖や不快感を思い出させるようなビデオや写真があれば、アプローチは容易いです。

アスペルガーで早熟ですと、「そういえば、階段が怖かった」等という記憶があることも多いですよ。

段差や階段をおずおずと降りていた、小さいときのビデオはありませんか。
離乳食、父親、エスカレーター、留守番、一人でお風呂、一人で通学、一人で寝る、なぜか怖がった人形等、なんらかの克服歴があると思います。
それらを思い出させることで、気の持ちようで結構いけるのかも?、と思えるようになることがあります。

もちろん、気の持ちようだけで学校に適応できるわけではありません。
マシンガ…じゃなかった、
学校に行かせない措置をとるべき状況も、当然あります。

「怖い」「不快」等、負の感情の克服歴を利用した介入や、「学校の怖さを言語化し、共感してくれる人がいる」と実感させる介入をしたり、
学校の負の面を一部、事前にインストールしたりしておくことによって、
お子さんの不適応傾向を和らげることができるケースがありますよ。というお話でした。


親は味方だと強調することも漫然としちゃだめよと言うお話はこちら
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