「もしかして発達グレー研究所」 凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

学校の怖さ、傾向と対策6傾聴を疑う

こんにちは、ただのおばちゃんです。
突飛な子への対応を模索しております。

不特定多数向けのブログですので
個に合う合わない
激しく感じられると思いますが
そういう考え方もあるんだなーという価値観カードコレクションとしてお持ちください。

☆聞き出そうとすると何が起こるのか?

いったい、何が、どこが怖いのか。
知りたいですよね。

でも、本人が原因を見出だせてないときに、原因を聞き出そうとすると学校より怖いことになるかもしれませんよ。

何が起こるでしょう。

・(お子さんが自分以外の)原因に関心を傾けすぎることにつながる
・原因を言語化できず、表現に対して苦手意識を持つ

このどちらか、または両方です。

これでは、かえって問題の本質が見えなくなりがちです。
真の問題解決から華麗に身を翻して遠退いていることが、おわかりいただけますでしょうか。

傾聴一辺倒は通用しない

もちろん、聞き出されることによりお子さんの考えが深まり、自己分析を重ね、核心をとらえられるようになる子もいます。
それって、
「どうして学校が怖いの」と問われて、
・問題の核心に自力でダメージなくたどり着き
・親に過不足なく伝え
・納得させられる
くらいの精神年齢の高さと心の強さがある、ということですよね!

それならば、魑魅魍魎の学校集団でも、だいじょうぶ!!
何らかのガス抜き方法を自力で身に付けて切り抜けていける可能性が高いですよ!

あれ??
…てことは、介入が必要な子とは全く別なんじゃないでしょうか?


徹底した「聞く」スタイルの関わりが向いている子は確かにいますが、「徹底的な傾聴が向いている」ということは、自己解決能力があるということと同じ意味だと私は思います。
ですから、たとえ歩みは遅くても、痛みから自分で学び取るでしょう。介入しなくてもその子なりになるのです。

当研究所がご案内する手法は、思考に介入しないと、将来的にその子らしさがつぶれてしまう恐れのある子向けが主です。
自分で学ぶ力がある子に、介入すると、かえって生きる力を奪うことになりかねません。

思考への介入が必要なお子さんに対して、信頼関係を築くという目的で一時的に傾聴を利用することは有益ですが、傾聴や受容のみによって解決に向かうと思わない方がよいと思います。

受け止められてまた歪む

思考への介入が必要な子は
話を受け止めてもらうことでも歪みの強まる子です。

聞き、全力で受け止める親は、聞きながら病んでいきます。


人に愚痴るとストレスが軽減する段階と言うのは確かにありますよ。
夫のことが嫌で嫌で顔も見るのもいや!と言う時、
ひどい、ケチだ、嫌みだ、と愚痴った時に、
「ひどい夫だね!」と一緒に怒ってもらってすっきりしたり、
「離婚ものだよね」「そんな旦那捨てちまえ」「○ねばいい」と言われて、溜飲を下げながら、いやさすがにそこまでじゃないわとか、
そうは言っても子煩悩だし、というかんじでバランスを取り戻すという現象が世の中ではよくありますね。
それは健康な心身特有の機能、揺り戻し作用(バランシング)です。
免疫機能とも言えます。

免疫任せのときと、治療では、必要なことは異なりますよね。

ミルクを与えれば育つ子と、保育器が必要な子とでは、
すべき対応は大きく異なります。

「ひたすらに傾聴、受容」というスタンダードな関わり方が合わない子こそ
特別な対応が必要なのです。

低体重出生の新生児の口こじ開けて哺乳瓶を突っ込むようなことしないですよね?
保育器で、経管栄養入れたり酸素吸わせたりしますよね?
それは過保護と言いますか?


必要なのは丈夫な心の健康維持?それとも心の保育器?

健康維持には適度な運動が効きますが、
生きるか死ぬかの時に「10000歩歩きましょうこそ、筋トレしましょう」とか言いませんよね?
どれぐらい健康なら、10000歩歩いていいのか、それはわかりません。

ミルクをあげればいい、一万歩歩けばいいってものではないのと同様に、
聞けばいいってものでもないという感覚のカードは、コレクションとして持っておいても損はないと思います。

オレンジの光を当てて上げないといけない子も、保育器が必要な子も、元気に育ってほしいですよね。


続きます。