もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

人間不信にならないためのサバイバルハック

発達障害かも?な方々とその親御さんのためのサバイバルハック、
今までも綴ってきました。

今回は綺麗事の毒、言葉の毒と処理について。
例として、反省、友情、嘘、をあげます。

5000字くらいありますが、どうか読んでいってくださいね!

correct-me.hatenablog.com

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言葉が怖いと人間嫌いになる

発達障害の人は、人間嫌い、人間不信になることがあります。
これは、根深い生きづらさにつながります。

人間嫌い、人間不信って、何なのでしょう。

私は、「人嫌い」「人に興味がない」と言われる子とお付き合いしていて、
あっ、この子は、人間は好きだな、人間嫌いというのは誤解だな、
言葉が怖いんだな、と感じたことが何度も何度もあります。


言葉を怖がる子は、人が何気なく何度でも口にする言葉にも、言葉の毒を感知します。
毒を恐れて、より慎重に言葉と向き合い、よりたくさんの毒を拾います。

その結果、本当は人間が大好きなのに、仲良くなりたくてたまらないのに、言葉を交わしたいのに、人から離れていくのです。

悲しいことです。


お子さんを取り巻く人々はたくさんいます。

お子さんのまわりの人、たとえば担任の先生に、気を付けさせればよいのでしょうか?

いいえ。
先達保護者たちは、大抵、子育ての道半ばで疲れきって、望む結果を得ないままです。

担任、クラスメイト、職場、人間関係には流動性があるので、
リソース突っ込んで環境を改善させても、恩恵を受けられるのはわずかな期間です。
じきに、利益を回収できなくなります。


当所では、環境調整等、合理的配慮を勝ち取ることを至上命題とする支援メンテリティは、その親子のしんどさを短期的に緩和したり、お仲間たちを間接的に救ったりすることはあっても、親子の中長期的生きやすさには繋がりにくいと考えています。


環境を整え続けるよりも、我が子に心のワクチン 言葉のワクチンを打つ

周囲を教育してやる余裕はないはずです。

お子さん自身が、毒となる言葉や関わりを弱毒化できるようになることに、リソースを割きましょう。
心のワクチン、言葉のワクチンを打つのが最適解です。

当所には、言葉にストレスを感じている子に捧げるサバイバルハックが大量に蓄積されています。

今回は、反省、態度、友達、嘘、理想、改善をキーワードとしてお話しします。

発達障害に関して、誰にでも通用する、という技はほとんどないので、各自取捨選択お願い致します。

個別のご相談では、ご依頼者親子さんの状況を詳しく伺って、ピンポイントで提案させていただいております。

ライフハック初級、反省、態度。

反省なんて、してるかしていないかは、わかりません。反省した風を演出すればいったん許されます。

態度なんて、所詮は見た目です。どうとでも取り繕っていいのです。
よい態度とは、よい演技の賜物である、割り切ったほうが無難なケースもあります。

※サルみたいに反省ポーズだけは得意!という子には、伝えるのを躊躇するライフハックです。
大人になるに従って、反省ポーズのアップデートが必要となることは、平時に伝えておきましょう。

ライフハック中級、友情とは。

・ONE PIECEやドラゴンボール、ポケモンのお話の中の友達
・クラスにはびこる友達ごっこ

それぞれ別の価値世界での話だと知りましょう。


クラスで強制されるオトモダチや絆、思いやりというものは、お話の中の友情とは異なります。

自尊心を削り合わない協定です。
あるいは相互に承認を与え合って気分をアゲるシステム。

利害が一致すれば、簡単に始まります。
不要になればあっさり終わります。

その程度です。

違うクラスになり他の友達ができるととたんに帰属意識が減衰するのは、
承認供給システムとして物足りなくなったことの証左です。

同じ人を好きになっただけならかえって友情の絆が深くなることさえあるのに、告白する段になると険悪になったりするのは、利害が一致しなくなるためです。

このように、承認を相互にロンダリング取引し合う同盟関係も、友達、というものなのです。


本やマンガ、RPG等で、命懸けの崇高な友情を見すぎた子は、
「承認欲求の供給源。孤立しないために設定する」
だなんて聞くと、ぞっとするでしょう。

もちろん、こんなドライな友達関係が全てではありませんよ!

ただ、そういう価値観が無意識下に存在する可能性を踏まえておくと、
裏切られても、嫌われても、悲しみに沈みすぎなくて済むので、
頭の片隅にインストールしておいて損はないです。


当方では、友達関係が苦手な子や、慎重すぎる子には、人間関係の叩き台、練習台とすることがあります。

「その、割り切りができれば苦労しない」
と、学校やクラスメイトに変化を求める方は、ちょっと待ってください。

割り切りができない子、心に余裕がない子ほど、割りきりを心の余裕として機能させるお得さに夢中になります。

その子が受け取りやすい、適度な割り切り方を親御さんと協議し、
お子さんに導入していきます。

その結果、言葉や関わりの毒を拾いすぎない、スタビライザー付きのメンタルが出来上がるのです。



子ども時代の人間関係は、いつか長く良好な関係を保たなければならぬ人(夫、夫家族、子、子の家族など)に出会ったとき、心を繋ぎ止めておくにはどうしたらよいのかの練習、という側面があります。

しょーもない人たちから裏切られ、嫌われ、ショックを受けることからも学び、意味を見いだしていきましょう。
嫌わないでくれる人へのありがたさを感じるために、役立てましょう。

苦しめば苦しむほど、ってことではないのですが、苦しみも使いよう。
うまく使うと、一生ものの幸せ感受性が育ちます。


ライフハック上級、嘘。

嘘はいけない、とされています。
それは、嘘をつかれた不快感にひたっている者の論理です。

嘘はいけない、と言う人も、嘘をつくことがあります。

嘘をつかれる側にあっては、嘘はいけないと言い、嘘をつく側になると、嘘も方便と言う……
人間あるある、です。

ASDみがあると、こういった整合性のない挙動をとる人や、そんな人を崇める人々を不可解だと感じます。
整合性や「正解」にひかれやすいと、不可解な人や言動のことを、苦手、嫌いになりやすいです。


ASDが強い子は「嘘はいけない」を真に受けて、嘘を嫌い、嫌いなので上達しなくなります。
嘘を一切つかない子もいます。
嘘はつくけどすごく下手、みたいなドツボにはまりやすいです。

嘘が下手な子には、独りよがりな嘘や緊急時に思い付く程度の嘘では大抵損しかしないので、ABA等洗脳に近い方法を使って徹底的に消去し、嘘を最小限にとどめるよう叩き込みます。
その上で、嘘(方便)の練習をさせます。


嘘はついてはいけない!と教えられるより、嘘は難しいから練習しないと損するよ、と言われたほうが、心のバランスが取りやすくなる子って、います。


実際、嘘は難しいです。

嘘をついたときのメリットデメリット。
嘘がばれたときのデメリット。
相手と相手の友達の友達の友達ぐらいまで(又はそれ以上)の人脈や状況を総合的に判断し、天秤にかけた上で、嘘が必要かどうか判断しなければ、嘘で損をします。

嘘は、冷静な状態で、戦略的に、つくべきなのです

こんなこと子供に教えるの?おばちゃん頭おかしいよ!と思われるでしょう、はい、おっしゃる通りです!

興奮状態でついた嘘は、大抵ろくなことになりゃーせんのです。
発達凸凹っ子は、別件でも周囲を刺激しやすいので、下手な嘘をついたらますます許容されにくくなり生きづらくなります。

高知能ADHDの嘘

知能の高いADHDは、嘘をつきまくって試行錯誤すると、とても上手な嘘をつくようになり、ビジネスにも役立てられるケースが多いです。

嘘が、口をついて出てしまうADHDっぽさがある子ならば、子ども時代は、下手くそな嘘をたくさんつきまくって、その罪の重さに応じてボッコボコにされるぐらいが、いい練習と言えなくもありません。


ただ、現代の園、小学校では、嘘をつかれた被害者本人は忘れても親が根に持つという現象が起こりやすいので要注意です。
低学年のときについた嘘を、相手親コミュニティ主導でひきずられてしまうリスクがあるのです。

現代の集団教育は、嘘の練習にはあまり向いていないです。

弁解 言い訳 主張のつもりでも、まわりを刺激するだけで、かえって悪い結果に繋がりやすいでしょう。

下手な嘘は命の危機レベルの不快感(嫌子)を与えてやめさせろ、と、ある代々ADHD一族では言われているそうです。
批難を浴びているとき保身のためにつく嘘を放置すると、かえって心身と立場を危険にさらすためです。

「ほめる」「子どもを尊重」「理解、信頼」には、好ましい言動を増やしますが、致命的な問題行動の繰り返しをやめさせるには、あまり向いていないということに、支援者たちも薄々感づいてきているところです。


嘘に限らず、戦略なき保身は、致命的な危機を招きます。


人間てけっこうゲス

ゲスでごめんなさい。

でも、人間嫌いに見える子達のなかに、本当は人との関わりが大好きなのに、自分の価値観と言葉の意味にとらわれて、人間を信じられなくなってしまっている子がいることは知っておいていただけたらいいなと思います。


綺麗事にメンタルをやりがちな彼らにとって、ゲスなライフハックが、支えになることもあるのです。


誰の権利も侵害せず、高潔に美しく生きることは理想です。
綺麗事に疑問を抱かない人は、無自覚に理想をぶちあげます。


しかし、現実は、理想通りにいきません。
バランスをとり心を守ることを、優先すべきです。
まずは、自分たちの体と心と生活を守り足場を確保しましょう。
その上で、理想に近付くことを意識して、試行錯誤しましょう。

これで、ちっとも遅くないですから。


いきなり理想をぶちあげられ、無理!と混乱している子や、不自由さを感じてしまう子にとっては、嘘もズルも、必要悪だとする価値観があってもよいのではないでしょうか。
心身を守るための緊急避難として、という条件付きで。


嘘のマナーを自分で身に付けられる子もいますが、嘘つく機会が少ない子や、叱られない環境の子は大体マナー習得に失敗して、自他の嘘に苦しみ続けるはめに陥ります。

どんなときにどんな嘘をつくのが無しか、無し寄りの有りか?
どんな嘘をつくとかえって窮地に陥るか?
嘘をつく前、ついたあと、気を付けるのはどんなこと?
「嘘をつくこと」をタブーにせず、親子で積極的に話題にしましょう。


※嘘ばっかりついて人々を振り回している子には、根底にある不安を緩和させることを優先することが多いです。
※改善の糸口には個人差があります。


読んでくださり、ありがとうございます。
もしかして発達グレー研究所でした。


なんとなーく続きます。

correct-me.hatenablog.com


参考リンク
correct-me.hatenablog.com
correct-me.hatenablog.com
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