「もしかして発達グレー研究所」愛されキャラに育てよう!by QOLT

生きにくい、だけど自力で生きるしかない「もし発」。己を知り、定型を知れば百戦危うからず!

アスペルガーは反面教師から学ばない

アスペルガー症候群を含むASDの人は、先輩ASDに学ぶとよいという話があります。

個人的には、先輩ASDのキャラによる、と思います。

確かに、情報の取捨選択方法を、マンツーマンで教わるのはよいですね。
これを独学すると、得すぎてダブルバインド状態になり混乱したり、どストライク以外切り捨てたり、1ヶ所でも違和感がある本・人から学ばない(完璧なものからしか学べない)くせがついてしまい、学びの間口が激せま!!!になってしまいがちですので。

発達障害の中でも自閉傾向の強い子は、フィット感のある尊敬できる指導者からは、よく学びます。

しかし、ひとたび「こいつ、嫌な奴だな」「価値ないな」と思うと、その人からどんなに有意義な話をされても、無興味状態、全く聞く耳を持たなくなりがちです。


完全無欠の素晴らしい人格者から常に学べる環境であればそのままでもいいかもしれませんが、そんな環境にいられるのはごくわずかなトップエリートだけです。


百ゼロ思考の強い子、自閉気味でストライクゾーンの狭い子にとって、「ダメな人から学ぶこと」はとても難しいことです。
自力では、40 50過ぎてもたどり着けないケース多いです。


では、ダメな人からでも学べるようになるには、どうしたらよいでしようか。

百ゼロや自閉は、生まれつき整えようがないほど固まってしまっているケースもあるかもしれませんが、
数で言いますと、後天的なストレスによって傾向を強めていくケースがほとんどです。


では、学校での負荷を減らしてもらうべきでしょうか?
担任やクラスメイトに負担をお願いするなどして学校でのストレス・負荷を減らすべきかどうかは、個別に、慎重に見ていきます。

基本的には、単に居合わせたに過ぎない担任やクラスメイトレベルの他者には期待しません。他人は無責任です。勝手に、はしごを外すことが多すぎます。
多くの場合は持ち物準備等 家でのフォローに留めていただき、家では、学校内外トータルで負荷と幸福感を見極め、バランスをコントロールしていきます。


学校負荷の強い年は家で幸福感受性を高めやすいです。
また、学校負荷の弱い年は、家で負荷をかけて、能力向上させることに向いています。

いずれにしても、幸福感は、ストレスを打ち消す力があります。

ですから、親も幸福感を徹底的に感じまくりましょう。
一緒にたくさん笑い、一緒に笑うのって幸せだね、笑えなくても、こんな素敵な子がそばにいるだけで尊いのに、その子の親でいられるなんて、親は幸せだなー
と、親であることの幸福感を刷り込んでいきます。


親自身が、心から幸せだと思える気がしないならば、親自身のストレス調整を行うとよいでしょう。
スポーツクラブおすすめです。行くだけで美男美女がほめまくってくれます。
万年運動嫌いでも、ジムでは運動しますから、ほとんど魔法です。



幸福感のためには、人を傷付けない笑いがよい。けれど、笑えればなんでもいいという価値観の人たちには押し付けない。こんなことも伝えます(ここまで刷り込まないと、いじめっ子軍団にひとり立ち向かい返り討ちに遭う蟷螂の斧くんになるからです。

いじめを止めるには、それなりの人望や組織力が必要です。正義を押し付けがちで疎ましがられがちなASDに「いじめを見たら止めよう」という指導ははっきり言って毒です)


遊び、美味しいものを分け与え、お互いの喜びになる範囲でだっこやハグをし撫で回し、一緒に寝て、
なおかつ、これらの行動は当たり前のことではなくて、お互いが好きだからするんだよと知らせ続けることで、お互いの幸福感の感受性を高めていきます。


さらに、
「思春期、恋愛対象の愛が欲しくなり、親なんてどうでもいいという日が来たら、かわいいかわいい大好き大好き伝える言動はなるべく我慢するけれど、親は死ぬまであなたのことが大好きで特別なんだよ~迷惑かもしれないけど。ごめんね」、ということも、刷り込むことをおすすめします。



親自身、自分が完全無欠ではないことをアピールしながら関わっていくことは、お子さんの「ダメな先生からも学ぶシステム」の構築に効果的です。

自らの欠点をさらした上で、完全無欠でない人からも学んでくれてるね、いいね!と繰り返し実感させていくのです。


時には、「いじめっ子からも学べたね!」「悲しみが深すぎて感情もて余してる子からも学べたね!」というような、非難めいた言い方や皮肉めいた言い方になることもあるでしょう。

しかし、ここは、悪口ダメ!と綺麗事を押し付けるよりも、必要悪だと割り切って使ってみたよ、どうかな、と問いかけてみるほうが、お子さんの「ダメなものから学ぶ力」を高める助けになるでしょう。


ダメな人から学ぶ力、軽視されがちですが、とても大切です。

これがあると、自他に優しくなれます。
ダメな人にも価値がある、と認識できるのです。
人を責め、自分を責める思考を手放すことにつながります。
すると心の闇がパッと明るくなり、ストレスがぐっと緩和されます。


お子さんが園児ぐらいであれば、親にとっての反面教師を見つけたら、やった!ぐらいのリアクションを見せてみましょう。

高学年になるころには、反面教師となった者の家庭不和を心配するぐらいの成長を見せてくれるでしょう。