「もしかして発達グレー研究所」凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

災いの元4 承認欲求プール改築とコスト

www.asdadhd.jp
www.asdadhd.jp
www.asdadhd.jp
www.asdadhd.jp
www.asdadhd.jp
www.asdadhd.jp

☆ストレスを振り切るために承認を求める…承認を求めるあまりストレスを抱える…

現代を生きる者は、大きなストレスを抱えると、それを乗り越えるためになりふり構わずがむしゃらに承認欲求を満たそうとしてしまいます。

満たそうとすることでまた新たなストレスを抱え込むことになったり、満たしてしまうことで肥大させてしまったりするのです。


このフィードバックは、現代人の心身に悪影響を及ぼしている可能性があります。

☆承認欲求プール巨大化が招く不幸

承認プールがありまして…
承認されればされるほど巨大化する仕組みで…
そこに、穴の空いたおたまで…
他者承認と、比較による自己承認を。
供給し続ける、そんな人生…

しかも…
同級生ひとりひとりが、承認プールを持ち…
比較上位は常に承認を得て…
他者承認を奪い合って…
プールを満たし続けなければならない…


まるで、ビバリーヒルズに住んでプールの素敵さで勝ち続けようとするのと同じぐらいの無謀さですよ(例えが変で済みません)。
とにかく、マジでヤバいことだとお分かりいただきたいのです。

☆無間地獄

こんな無謀なこと、誰がするかって?

給料等で定期的な他者承認を得ることのできる大人は忘れがちですが、実は多くの若者が、日々やっていることです。

承認欲求という魔物の正体を知らずにいる若者たちのストレスがいかに大きいか、想像できますでしょうか。


一般的な機能を持つ家庭において、多くの子は、中学生前後の思春期に、他者承認の供給が途絶える時期を迎えます。


大きすぎる承認プール、少なすぎる承認。
プールはあるのに、水が満たせず苔だらけ…の残念なプール。

ひとたび気付けば、ほとんどの場合、この状況に耐えられなくなります。

そこで、どうするか。
多くは、改善への道を模索します。一部は、思考停止します。

人によって、改善策は様々です。

(パートナーを見つけて互いにロスなく他者承認を供給し合うようになるのは、他者承認欲求充足行動における最適解のひとつですが、これもパートナーとのマッチングやその後にも承認欲求が悪さをして、しばしば不具合が起こります)。

☆身の丈の目測

いずれは、他者承認を奪い合い、承認プールサイズを競い合う現状の無謀さに気付く人がほとんどです。
そして、相変わらず一部は、思考停止。

どちらにしても、人生に絶望する前に大仕事が必要です。
それは、一定の知見をもとに、一時的な痛みを受け入れながら、承認欲求のプールの仕組みを改築することです。


まず第一に、客観的、主観的にプールを俯瞰します。
そうして初めて、
「大きすぎるプールは、自分にはメンテナンスしきれない。」
「ちょっと大きめのお風呂サイズで十分だ」「小さなお風呂サイズがかえって圧迫感があっていいや」
等、比較承認にこだわっていたときには見えなかった、身の丈に合ったプールサイズがわかるようになります。

第二に、プールへの給水システムを変更します。
つまり、比較承認、他者承認の切り離しをし、供給経路を複数ルートとります。

1自前、2割り切った相互承認システム、3わりと居心地がよく大切にしたい人間関係、
で、承認(自己効力感)を供給します。
承認欲求が悪さをしている仕組みを理解できれば、システム変更もできるようになるのです。

「比較上位は承認欲求充足度高いけど、鎬(しのぎ)の削り合いは消耗するなぁ。」
「短期的には比較上位でやっていけるけど、長期的には無理だな」

このように承認欲求の肥大化リスクを知れば、「別に、そんなに承認いらないかー」とブレーキをかけられるようになるのは近いです。


プールを小さくし、比較承認や他者承認を切り離し、自前の井戸からチョロチョロ湧いてくる自己承認(比較や、奪い合いに依らない満足感、幸福感。素朴な達成感等)を供給できるような仕組みを取り入れれば、人生の安全度と満足度がぐっと上がります。


…これ、お子さん、自分でできますか?身の丈の目測、自分でできますか?
理論上はわかると思いますが、徹底するのは人生通しての大目標になるかなと思います。
それでも、取り組む価値があります。…とおばちゃんは思ってます。

☆承認欲求、弱肉強食

典型発達寄りの子であれば、なりふり構わず生存テクニックを優先的に身につけていきいます。
無自覚に同調、共感を行い、相互に承認を与え合うことで自分に返ってくる承認の価値を上げ、
最低限の自己肯定感を失わないよう、セーフティネットを張ります。
(発達障害サイドから見ますと、株を買い支え合ってバブルを維持しながら、バブル弾けても安全でいられるよう模索するみたいなかんじで、ちょっと気持ち悪いんですが、でもほんと良くできた生存システムなので。使ってみてほしい。)

いざというときは、共通の敵をさらし上げたり、少数派や弱者の権利を侵害したりしてでも
生存欲求を発動させて、生き残ります。

たとえ身の丈に合わない夢を抱いてしまったとしても、他者の人権を踏みにじることで、ごく一時的に自己効力感を得て、一時的に自己効力感を補填し、夢の下方修正を行うので、自己効力感が無になることはなく、命と心は守られます。

このように典型発達寄りであれば、人生の途中で絶望し「死にたい、死んだ方がまし」な気持ちになっても、適宜味方を見つけて相互承認供給システムに参加し、システムに守られることで精神的余力やコミュニケーションの実験設備を確保しつつ、自己弁護や悪口でまとまる技術を身につけたり、他者を蔑んで自己を相対的に上に据えたりしながら、なんだかんだ社会生活を送れることがほとんどです。
(と言いますか、このようなファジーなサバイバルスキルを自然に身に付けられる子を、私は定型寄りと称しています)

☆スタンダードで大丈夫?

あなたのお子さんはどうでしょうか?あるいは、あなたは?

もし、自力で模索できそうもないならば、現在の子育ての主流である「子どもの自主性を信じてひたすら待つ」「操作、誘導、介入をしない」「ほめてほめて伸ばして伸びたい方向に育てる」ということの弊害も踏まえて、バランスを意識させながら関わることを親御さんにはおすすめします。

(本人にしかできないこともあります。多様すぎて、ここでは書ききれませんので主に大人向けに書いていますが。ご相談はコメント欄やツイッターからメールアドレス記載でどうぞ。)

続きます
www.asdadhd.jp
www.asdadhd.jp
www.asdadhd.jp

ほめの弊害はあちこちで書いています
www.asdadhd.jp
www.asdadhd.jp
www.asdadhd.jp



www.asdadhd.jp
www.asdadhd.jp
www.asdadhd.jp