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なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

笑顔力アップ!2ビジョントレーニング

※重い自閉症の方や、笑顔に騙された経験等から来る二次障害で、笑顔を怖がる人がいらっしゃることはご理解くださいね※


「笑顔が素敵、好印象」って、いいですよね。
美男美女は悪い誘いも多いので、もしかして発達障害、なお子さんたちには、好印象な人になってほしいです!

顔の印象は、顔の筋肉量と、使い方によって変化します。

前回は一般的によく指摘される口もと、今回は、なぜかあまり真剣に語られることの少ない目元のコントロール、つまり目つきを踏まえて、ビジョントレーニングの必要性と、楽して鍛える裏技をお伝えします。


目の筋肉に関する特性

目の筋肉を固定して使う傾向がある子がいます。
彼らは、往々にして視覚の過敏さや、文字へのこだわりを持ち合わせています。
自分の目の動きのせいで気持ち悪くなったり、酔わないために脳に負担をかけてしまっていたりすることを避ける、という無意識の働きによると考えられます。

彼らは、社会生活をしていても、ゆるやかに目を含む顔の筋肉がしなやかさを失います。ひきこもる等人との接点が減ると加速し、目の動きも悪くなります。

よく、目力がある、ない、などと言いますね。
しなやかで強い筋肉によって力強く目の周辺がコントロールされている時には、周辺の血行もよく、「目力が強い」と言われるような状態になります。

目の筋肉を固定して使う傾向のある子の中には、よく寝ているのに目の下に隈が消えない、という子が多いようです。
眼球運動がしなやかでないということと、血行がよくないということには強い相関があります。


眼鏡と前髪は笑顔の妨げ

強度近視用のメガネや長い前髪等は、目の周辺の筋肉をはじめとして笑顔を作る筋肉を弱らせることがあります。
このことはあまり知られていません。

誤解のないように、申し上げます。
メガネは眼球に、とても優しいです。
意識の高い眼科医は、レイシックや近視レンズ挿入などの外科的近視改善手術を家族に受けさせませんし、コンタクトレンズの利用も最小限度にしようとします。
メガネはそれだけ大きなメリットがあります。
眼球への負荷という観点では、その他の近視矯正の方法を明確に上回ります。
メガネは、近視の人にとっては優しい存在なのです。

しかし、メガネの優しさに無意識に頼ってばかりいると、表情筋や眼の筋がしなやかさを失うというデメリットが現れます。
もしかして…な方で「なんとなく気付いて」「なんとなく気を付ける」ということができそうもない方には、知識として持っていただければと思います。

メガネはとても効率のよい視力矯正器具であることは異論の余地はほぼありません。


焦点固定のメリットとデメリット

近視が強すぎたり、メガネの度が合わなかったりすることが、目付きが悪くなる原因となりうることはよく知られています

実はこれ、「視野を狭め、焦点を固定した方が、脳が読み取る像がぶれにくく、脳が像を補正するときに余計な仕事が減り、脳にとって短期的に都合がいいから」なのです。
こうして、像のぶれに敏感な人の脳は、焦点を固定しておきたがります。
特に強度近視の方、視覚過敏の方の場合、無意識のうちに視点と焦点を固定する傾向がとても顕著です。
無意識のうちに視点を動かさないことに慣れてしまいます。
このため、ぶれること、ぶれた像を読み取ることに脳が慣れる機会も少なくなります。
これを続けると、視点を動かす筋肉や、ピントを変える力はしなやかさを失い、得意な「近く」ばかり見るようになります。
同じことをしていると、得意になってしまいますね。
こうして、近視が強くなるのです。

焦点固定を防ぐには

ビジョントレーニングと言うと大袈裟ですが、要するに目をバランスよく使おってしなやかさを保とう!ということです。

室内にいますとどうしても近くばかりみてしまいます。視界の開けたところに行く機会を積極的に作りましょう。
近視が強ければ眼鏡をかけたままでいいですが、髪は絶対に目にかからないようにしましょう。


前髪は脳を疲れさせる

前髪が目にかかると、視力が悪くなる、と俗に言いますね。
万人ついて言えることではありませんが、視覚過敏気味で視野に余計なものが入ると焦点の固定傾向を強化しがちな方の場合は、前髪、気をつけてみてください。

ぶれた画像を嫌う視覚過敏の脳にとって、焦点深度の手前にある髪(眼鏡のフレーム)は、無意識のうちに大きなストレスになっている可能性があります。

焦点を当てているものの手前に毛等がウロチョロしている、というとき、脳はがんばって画像処理を施したり、断固として髪に焦点をあてないように緊張を高めたりするからです。
脳の手間が増えるということは、脳がするべき他の仕事が回らなくなることがあったり、ストレスになったりするということ。

造形、絵、色彩、文字等に興味のある子は、前髪をまめに切り、脳の無駄な疲れを軽減させましょう。


強度近視の目付きをよくするには

プロのビジョントレーナーもいますが、そんなにお金をかけなくても大丈夫です。

意識して、近くを見たり遠くを見たり、眼球と焦点の移動を行えばよいわけです。
やることは目と顔の筋トレですから、ライザップより高いお金を払いきれずにリバウンドするより、自分で細々と続けるのがよいのです。

週に1回1時間プロとやるのも悪くはないですが、毎日8分適当にでも自分でやればじゅうぶん効果が出ます。


裏ワザ?目力をベースアップするには

目元の筋肉トレーニングがどうしても捗らない人の中に、強度近視のある方がいらっしゃいますか?

体質や経済的な問題等、周辺事情がクリアできればではありますが、興味がありましたらコンタクトレンズ装用を試してみてください。


コンタクトレンズは、異物を角膜の表面に載せるものです。感染や角膜損傷等のリスクもあります。ASD傾向や感覚過敏がある方は、抵抗があるかもしれません。

しかしむしろそのような方にこそ大きな効果が出やすいというメリットもあります。

これ、あまり知られていませんよね。


コンタクトレンズで脳が休まる?!

コンタクトには「眼球を動かしたりやピントを変えたりするときの、脳の疲れが軽減される」というメリットがあります。

像に対して図太い脳にとっては、ほとんど無意識なのですが、繊細な脳にとってはとても大きな問題です。


メガネのレンズの場合、平常時にまっすぐ前を向いた状態で瞳孔の正面にあたるところで、一番歪みのない像が見えるようになっています。
そこでもわずかですが像の歪みが発生していますが、そこをずれると歪みが顕著になります。

脳は、視点やピントを変えるときに起きる微かな歪みを嫌い、いちいち手ぶれ補正して知覚しています。

コンタクトレンズにしますと、瞳を動かしても、一番歪みの少ないレンズ中央部と瞳がほぼ常に重なります。
メガネと比べて、脳が受けとる像の歪みやブレが少ないため、脳が補正しきれないことによる気持ち悪さや疲労が緩和されます。
これにより、無意識のうちに、脳は、眼を動かす動作を厭わなくなります。


また、コンタクトでは、メガネや裸眼の時にはあった、まぶたによってわざと視野を狭め続けることのメリットがなくなります。

メガネ装用時、目を見開いて、視野を広く取ると、像の歪みが出やすい縁寄りの部分のレンズも視野に入ってしまったり、顔面の動きに伴って眼鏡の位置がずれたりします

わずかな歪みを気持ち悪いと感じる、感覚過敏気味の脳は、無意識のうちに、まぶたを開きすぎないようにして視野を狭めてしまいます。


脳は面倒くさがり

負担を減らせば、逃げる必要がなくなります。この作戦で、過敏な脳を飼い慣らすのです。

焦点を変えないこと、視野を狭く保つこと、この2つによって、脳はそのとき一時的に感じる不快感から逃げています。
コンタクトレンズにすることで、ASD傾向のお子さんがしばしば持つ、焦点固定傾向強化のスパイラルの仕組みを断ち切ることができるのです。

コンタクトが無理な人でも、一般的なメガネから、歪みの少ない高級レンズに変更することで、視点や焦点の固定化を楽して防ぐことができます。


コンタクトレンズに変更した場合、個人差はありますが早くて1日~1ヶ月で、目力アップするでしょう。

表情筋と眼球の動きが鍛えられると、目もとの筋肉と顔の筋肉の調和がとられ、表情がスッキリします。
まぶたの運動を阻害するものもなくなり、目の開け方、閉じ方、自然に機会が増えます。

鏡を見て、好感度の高い目付きや口元を表現できるようにしてみるのもよいでしょう。

柔軟な筋肉さえバランスよくつけば、ちょっと鏡を見るだけで、目力アップ笑顔力アップ印象アップが見込めます。

視点焦点の固定は、歪んだ像を受け取ることによる補正のための負荷に苦しんだ脳が、脳を守るためにしていたことです。
視覚が受け取る歪みを減らすため、眼球ぐるぐるは暗闇で練習するなど、脳にかかる負荷をグッと下げる工夫はほかにもあります。

視覚がかけている脳の負荷を下げることは、顔つきの好感度を上げるだけでなく、後天的に大いに育つ前頭前野にも好影響を与えることがあるような気がします(飽くまでもイメージですが)。


笑顔は人間関係の開墾手段

いつも笑顔でいる必要はありませんが、笑顔である時間が多いということは脳の作業能率が高いということでもあります。

また、笑顔は善意の他者に受け入れられやすいものです。笑顔は、善意の他者へと波及し、また好意としてめぐってきます。
まわりに与える印象が良ければ、それだけ生きやすくなります。

暗闇で目ぐるぐる、お出掛けで遠く見る、トイレで口角上げ、騙されたと思ってお試しください!