「もしかして発達グレー研究所」 凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

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言葉では癒せない

「学校に行きたくない子ども」

8月31日問題、つまり夏休み明けの行き渋りが話題になっています。

学校に行きたいか、行きたくないかについて、子どもの意見を聞くべきだと、識者・経験者は異口同音に言います。


確かにお子さんの意思は大切にしてあげたいですよね。

しかし、「自己申告を盲信してはいけないこともある」という視点は忘れないでいただきたいと思います。

もしかして…な子どもが「居たがる場所」と、子どもに心のエネルギーをもたらす「居場所」は、異なることがあります。
忘れないでください。
お子さんにも伝えてください。

「学校に行きたいと言うからといって、行かせていいとは限らない」
「学校に行きたくないと言うからといって、行かせてはいけないとは限らない」
これは学校だけでなく、習い事、そして、意外かもしれませんが家についても言えます。

家が好きで家にいるからといって、家で充電できているとは限りません。
学校よりはまし、というだけで、家で精神を激しく消耗していることがあります。


特に自閉的な百ゼロ思考の持ち主は、クラスで一番キラキラした目立つグループの中や、物語の世界、芸能界などに「居たがる」としても、そこに居させていいかどうかは親が判断すべきです。

このとき、「ダメよ!」「やめておきなさい」と否定により誘導するのは愚策です。遺恨が残りやすいからです。

ホタルをおびきよせる歌、「こっちの水はあーまいぞ」を思い出してください。「あっちに行くな」とは言いませんよね。

必ず、より魅力的な、少なくとも「ましだな」と思える居場所を大人が用意しなくてはいけません。その上で、コミュニケーションのノウハウを叩き込むのです。

コミュニケーションの失敗から学べないタイプのお子さんの場合、本人の希望通りにしていたらだいたい荒んだ人間関係に陥ります。
コミュニケーションを軽視していると、人を見る目が育ちません。
特に決まった趣味の繋がりというわけではないけれどいつもとても楽しそうな(でも実際は悪口や、誰か一人をいじめることで繋がっているような)集団に憧れてしまうことが多いのです。

比較的安全な人、近寄るべきではない人、などと分けて対応をし、リスクの低い行動パターンや、嫌われた場合のやり過ごし方等を刷り込まないと、学校を変えても同じようなグループにすり寄って、排除される経験ばかりが増えてしまい、人間不信になります。


学校はサバイバルゲームの舞台です。家は?もしかしたら家も冷戦状態で、居るだけですり減ってしまうのではありませんか?

ましな居場所の探し方は今度書きます。