「もしかして発達グレー研究所」凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

試行錯誤の9割は失敗でできている

今日は、幼いお子さん、処理しきれないストレスを減らして素直になったお子さん向けです。


失敗を恐れる、これは当たり前の防衛本能です。
一方、成果、快感といった脳のごほうびを得たいというのも本能です。
後者が勝れば、宝探しのための試行錯誤を始めます。

宝探しをした結果、結局、得られる脳のごほうびがなかった、わかりやすい金銀財宝がそこになかった、ということにより、やる気(試行錯誤する気)を失うのです。
これ、防ぎたいですよね。


そのためには、園や学校など一般社会による「尊いのは、成功・勝利・トップ」という洗脳よりも強い洗脳で、「尊いのは、過程で得た経験や縁、謙虚さ、自分を幸せだと思う心」等という思考を刷り込む必要があります。

「宝物=チャレンジ経験、失敗経験、力を合わせて探す過程で得た経験や絆」と、ことあるごとに示してあげてみてください。幼ければ幼いほど効果があります。

この考え方に寄せていけば、うまくいくかわからない一歩であっても、踏み出すことの苦痛、恐怖の軽減が見込めます。

百ゼロ思考が多く見られる発達凸凹の子が、自力で身に付けることはあまりない考え方ですが、母親など大大大好きな人に意識的に刷り込まれると、びっくりするほどぴたっと身に付くことがあります。

また、大きくなってからでも、大好きな人により頻繁に刷り込まれれば、身に付くことがあります。


この、試行錯誤の段階、過程に価値(快感)を見いだすシステムは、お子さんにより平和で明るい人生をもたらすと思っています。


多動のない、おとなしい受動型自閉圏のお子さんは、壁にぶつかった時点で止まりがちです。

これは、壁突破、勝利、トップを成功、壁にぶつかることを失敗というように百ゼロ思考で認識することが進行してしまい、試行錯誤=失敗の連続 ととらえ、やる気を失うためではないかと思います。
百ゼロ思考は、負けず嫌いを努力に繋げる偉人育成には役立ちますが、庶民にとっては成長の機会を逃しかねない思考です。

親御さんは、「頑張っていたのは見て知っているが、目立った成果がない」こんなときこそ承認し、称賛するとよいと思います。成功したときは、ほめられなくても脳がセルフサービスでごほうびを得ていますので、わざわざほめなくてもいいという達人もいるぐらいです。


試行錯誤の9割は失敗でできています。

そのものが成果だよねー!などと口走りながら接するなどして、失敗から始まる試行錯誤に、是非、よいイメージをつけて渡してあげてくださいね。