「もしかして発達グレー研究所」 凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

新学年の壁~食べるのが遅すぎる!

口腔内などの感覚過敏に限らず、感覚の凸がありますと、食べるのがものすごく遅い、または速すぎる、なんてことが起こります。

だいたいの場合、幼児のときから離乳食が進まないとか、好き嫌いがあるなどとして認識されています。

大人になった彼らに聞いてみますと、

・食べ物が口の中で混ざることが辛い

・感触の違うものを噛む感覚や喉を同時に通る感覚等がとても辛い

・一口ごとに口の中をクリアにしないと次を入れたくない。でも水と混ざるのも辛い。そのため、大量の唾液分泌を待っている

・見えるもの聞こえるもの思い付くこと等に脳が占領され、食べるための一連の動作が後回しになっている

さまざまなケースがあります。


口内の感覚過敏は、加齢により、またはストレス緩和により、軽減されていくことが多いです。

一般的な子育てとしては、食事に対する不快感を抱かせないよう、無理強いしないという関わりで時間稼ぎをすることが多いようですね。

(ただ、ガチもんの感覚過敏さんたちは、スムージーなどで時間稼ぎしてるうちに小学生になってしまい、給食の時間に多方向からボコられる可能性高いですね)


思いつきや見えるもの聞こえるものにひかれてしまうために食べるのが遅い子は、知的な世界を構築しているわけですから、脳はぐんぐん成長していくとも言えます。
が、一方で時間にルーズになりやすいという負の面があります。


個別の事情によりますが、痛みやペナルティを取り入れてでも、口内の触感過敏を幼児期に矯正することを提案することがあります。
※味覚過敏はすみません、わかりません。

「味は大好きなんだけど食感がダメ」というものを与えるのは、スモールステップと言えると思います。

・水分と食べ物が混ざるのが嫌だという子には、牛乳とカステラ/ノンカフェインカフェラテとクッキー、カルピスとカルピス味パピコ等、これならいける、という組み合わせを与え、「いけるやん」という経験を増やします。

駄菓子は変わった食感、強い味に慣れるのに有効なことがありますよ。

パチパチキャンディ、とてもおすすめなのですが、今はなかなか売っていないですね…
ペニンシュラでパチパチはじけるチョコ見つけましたが高過ぎで買えませんでした。


給食指導は、教科指導よりも徹底されている

集団指導をする場所である学校や園では、じゅうぶんな個別対応は期待できません。
それに、プレッシャーなどの精神的ストレスが感覚過敏を強めさせていることがほとんどです。


そもそも集団がストレスとなっている子に、学校ストレスの中で克服させようとしている親御さんは、ヨガフレイムで焼き払われなければなりますまい。



集団内で「あなたは、お母さんから言われているから食べなくていいよ」という個別対応してもらうことを否定するつもりはありません。

しかし、それが当たり前になることは、多方面で、適応を困難にする因子となりかねません。

「頑張らせれば乗り越えられる子」にとって、高めのハードル克服体験の機会を逸することにもなりかねません。

また、担任は、まわりの「頑張って克服しようとしている子」の心境を軽視する訳にはいかない立場でもありますし、まわりの「頑張って克服しようとしている子」から非難されることは当然起こり得ます。


グレーゾーン、もしかして発達障害、に対する配慮をしてほしいと思うとき
「単に今を穏やかに過ごせればいいという働きかけになっていないか」
考えてほしいと思います。


それでも、どうしてもこれは現状避けさせたい、と思う食品については、体質に合わないとか、宗教上の理由だとして、文書と口頭で申告することが有効になることがあります。

心療内科の医師に自費で頼んでみるのも、よいかもしれません。


はっきり言ってクラス全員分の食の志向や、アレルギーをきちんと把握できる先生は稀です。

賢い、お節介な子が「センセ、今日チーズ入ってるから、○ちゃん食べられないよ」と言ってくれてたりしますけれど、そんなもんです。


お子さんの食べるのが遅いとか、好き嫌いがある等、給食指導でボコボコにされたり、バカにされたりする要素があるならば、就学前にきちんと手をうちましょう。


とんでもなく扱いづらいお子さんをすくすく育てている凄腕の親御さんは、「嫌いなものをこっそり捨てるサバイバル術」を叩き込んでいます。

低学年のうちは「苦手なものを頑張って食べている子、完食の子を褒め称えつつ、自分はまだまだだなあー見習わなきゃなぁ」という劇団東俳ごっこの練習しておくと結構乗り切れるようです。


正攻法で認めてもらう権利があるはずだなどと思わず、悪知恵を働かせましょう。悪知恵のない方は、おばちゃんにご連絡くださいね。