「もしかして発達グレー研究所」 凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

発達障害は現代病8 重すぎる期待感

発達凸凹の大きな子を、一人残らず無事に、現代の都市生活の中で、凸を潰さずに輝かせたまま自立した大人に育てるということは、当たり前にできることではない、ということを書いて参りました。

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・昔は、複数の子どもが、親の期待する役割を分担できた。

実際には分担でなく、投げ出すことになっても、後ろめたさが少なくて済んだというのは大きいです。
「自分の役割ではない」「きょうだいの誰かが継ぐだろう」と、責務を投げ出すことが比較的簡単でした。

現在

現在は、ひとりひとりが親の全期待を背負っていることが多いです(一人っ子でなくても、です)。

全期待とは、以下のようなものです。

健康に生まれ、乳幼児期から同級生に見劣りせず、よく笑いよく寝てよく食べて、好き嫌いなし。
小学校では、運動も勉強もそこそこ以上でいじめもせずいじめられもせずリーダー役もフォロワー役もこなす。
マナーよく、靴も揃えてお片付けも家事手伝いもできる。
思春期以降は、お友達も恋人も実家も大切にする人気者で、青春を謳歌して、余計なお金かからずにそれなりの大学行く。
留年せず大企業で安定的に活躍する立派な大人になる。
ちょうどいい頃合いに結婚して家庭築く。
人並みに幸せで人生に満足する。
親に心配かけず、感謝してくれる。

このように書けばお分かりいただけると思います、一人で背負えるものではありません。無理です、夢物語です。
バランスに恵まれた逸材でも、なかなかそううまくは育ちません。

子どもの幸せを願うあまりに、このような無謀なこだわりを押し付けているかもしれません。

夢は夢としてそっと横に置きましょう。人には、出来ることも、出来ないことも、あるからです。
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