「もしかして発達グレー研究所」幸せになるためにできること!by QOLT

学校が合わない、生きにくい。そんな子達の青い鳥は?志村!後ろ後ろ!

スクールカウンセラーの悲哀

先日、スクールシャドーに関するお話をしました。読まれた方は、スクールシャドーのような役割をスクールカウンセラーにやってもらえばいいのではないか?と思われたかもしれません

それもありかもしれません

シャドーのハードル

・保護者が付き添えるようになるまでのごく短期で良い
・スクールカウンセラーさんに余力があり、多方面からの苦情や要望を処理できる(特定の子にスクールシャドーがつくことをよく思わない他の親子、教諭もいます)。
・担任とスクールカウンセラーの関係が良いか、悪化しても大丈夫(任期満了の年など)
・契約が切れたあと民間カウンセリング室勤務などに異動しカウンセラーとクライアントとして繋がり続けることができる

条件が合い、自分達と他者それぞれのメリットとデメリットを考えた上であれば、お願いしてみてはと思います

スクールカウンセラーは個人で雇用しているわけではないので、ダメでもともと。
引き受けてくれても無駄に期待を大きくしないでくださいね。

そもそも、優秀なカウンセラーは、なにもかもわかってます…。
優秀だからこそ、ずばずば言ったり強制したりしないだけです…。


また、「余所者」に教室に入られたくないという思いの強い担任のクラスほど、絶対王政化し、担任によるいじめ問題が起きやすいのです

「スクールカウンセラーがシャドーとして教室にはりつくことを厭わない担任であれば、担任主導のいじめはあまり起こらない」とも言えます

(もちろん、保護者には「いいですね!ぜひスクールカウンセラーの先生に入ってもらいましょう!」といい顔をしつつ、スクールカウンセラーには「要りません」と断り、保護者には「いやぁスクールカウンセラー忙しいみたいで無理でしたぁ残念」とかわすホラーな先生もいらっしゃるでしょうが…)



スクールカウンセラーは、頼もしい存在に思えますが、悲しいかな、神ではありません

学校というしがらみの中にいる、一組織人です。保護者と子どもの利益につながるサポートをしてくれて当然!と思い込むのは間違いです

スクールカウンセラーってなんだ?

スクールカウンセラーは、学校(経営者、教職員)、保護者、児童・生徒・学生の人間関係等、主に精神面トラブルに関する相談窓口となっている心理の専門家です
特定の資格の独占業務ではないのですが、民間最上位の資格や、新しくできた国家資格の持ち主が採用されているようです

もちろん、子どもの健やかな心の成長を助けたい一心で志した、優しい気持ちと素朴な正義感を持った人がほとんどです

不登校経験やいじめられた経験をお持ちの方も比較的多く、その経験を通して心理に興味を持ち、大学院にまで進むに至る、人生経験とモチベーションを有した方も多いです


教育委員会(私立であれば各学校)に、
有期雇用されていることが多いです
※正規雇用、正職員扱いのケースもあります

臨床心理士や公認心理師になるには、
大学4年間と大学院2年間の
時間とお金、両方のコストがかかるわりに
有期雇用がほとんどであるなど、待遇が悪いことで有名です(うつ病の人も多いそうです)

こういった背景から、
臨床心理士の多くは
お育ちのいいお嬢様お坊っちゃまです



大学院卒業後の生活まで親が面倒見てくれるレベルのお坊っちゃま御嬢様ばかりではありません

実家通いや、「本業は奥様」、といったスポンサー付きカウンセラーでないかぎり、自活が必要です

自活といえば、雇用です


民間最上位心理系資格臨床心理士、2018年に始まった「医師の指示のもとで」業務を行う国家資格・公認心理師、その資格があっても、雇用が約束されているわけではありません

臨床心理士や公認心理師が自立生活しようと思うと、カウンセリングを必要とする人のいる場所を自ら転々としなくてはなりません

常勤就職の道はとても狭く、平日の昼間は学校勤務、夜は民間のカウンセリング室勤務、というように、掛け持ちしなくてはならないケースが多いです(同じ場所でずっと同じクライアントと向き合い続けるよりは精神衛生上いいようですが)

スクールカウンセラーの立場

学校の先生たちの人間関係は、わりと序列がはっきりしています

スクールカウンセラーには、児童心理における専門性があります
しかし、修羅場化した教育現場では微妙に蚊帳の外であることが多いようです
内部事情を知りすぎた余所者、とでも言いましょうか…
もちろんいろいろですが

職業柄、空気を読みすぎて、読みすぎるからこそ、会議での発言力などかなり抑えめになりがちです
(敢えて空気を読まないことで適応したタイプもいらっしゃいます)

発達凸凹の子どもの教育は、今を穏やかに過ごせば済むというものでもなく、これが正解!と言い切れるものがないので、教諭や管理職が「口挟まないでほしい」と感じるのも無理ないのですが
若手のスクールカウンセラーは「子供の個性を大切に」という祈りは
公務員の人気がなかった時代だから採用されたのねーレベルの教諭には届きません


教員たちのヒエラルキーは教員としての経験がものを言います。
「勤続年数と職級」「在校年数」「教育論と実践力」「貢献度」など、
また地域によってはバックグラウンド(父親が地域の名物教師だった、実家が名家で議員を輩出、など)によって固まっています

「子どものため」というお題目はありますが、経験が最優先価値になっているために、下から上への意見がなかなか通らないものです。

そう、基本的に「昭和の一般企業と変わりません」

そんな中でも、発達段階に関する勉強に熱心な先生は、心理職の話を聞いて、一所懸命とり入れます。
そういう謙虚な先生は、そもそもパワハラ支配で子どもを潰すようなことをしません。


また、心理職のアドバイスをとり入れると、細々とした問題は解決するのですが、そうでないものについては、学校としては思わしい結果に繋がらないのが現状のようです

(優しい先生から、パワハラする先生になったら不登校が続発しますし、逆にパワハラする先生から優しい先生になったら途端に遅刻が増えたり宿題をしなくなったりする、など)。

先生方のなかでも、発達の勉強を熱心に二周ぐらい回った末に、
「学校では、心理職以外が甘やかしたらダメになる」と、ほめほめ型発達支援から撤退するケースは結構あるそうです。


こうして、スクールカウンセラーは組織の中で無力感を感じていることが多い上、雇用の不安定さが拭えないため、雇用主側の「大人の事情」を踏まえなければならない、という切ない一面があります。

「子どものためなら契約なんて更新されなくてもいい!正規雇用への道も諦めて校長に直談判するわっっ!」と割り切れる立場のスクールカウンセラーもいます。
そういう熱血タイプであれば、保護者の望む対応をしてくれるでしょう。
(※それがいいとも限りません)

上述のように、素朴な正義感のかたまりのような方では、教育現場での仕事を続けにくいという側面があるので、誰もが出会えるとは限りません。(※出会えればいいとも限りません)

「子どもの教育は親がするものだ、と割り切れる人」

…これは、懇親会で、我が子の担任に、先生なさるにあたって適性とかあったら知りたいです~、と問うたときに、ベテラン教員から帰って来た言葉です。
意味がわかった人は全員、凍りつきました!でも、本当にそうなのかもしれません。
スクールカウンセラーについても言えるのかもしれません。

カウンセラーの1日

朝の様子は子どもの状態を把握するのにとても大切なので、契約が10時からでも、登校時刻前に出勤していたりします。
教員と良好な関係を保つために、早朝から来て雑用をしているカウンセラーもいます。
もちろん、無償ボランティアです。

たとえば全校生徒400人程度の小学校勤務ですと、1日6時間勤務を週に2-3回。
子どもたちの授業中はあまり相談者が多くなく、事務作業をしたり、保護者の相談を傾聴したりすることになります。

昨今、スクールカウンセリング室が置かれるような地域(主に都市部)では働く母親が多く、平日昼間の利用状況にはかなりのばらつきがあります。

評判がよくなると、とても忙しくなります。
最初はゆっくり対応できていても、評判が上がりリピーターがつき忙しくなると、さばききれなくなります。カウンセラーへの苦情も来ます。

とても暇だと更新されなかったり勤務短縮されたりして、やりがいと給料が減ります。


スクールカウンセリング室の利用者は、親子問題の愚痴をひたすら聞いてほしい(傾聴による気付きを得て寛解)という人もいますが、多くは傾聴目的だけではありません。

学内トラブルの解決、具体的には学校側や他の児童生徒学生に対して、保護者の代わりに改善要求をしてほしい、と強く望まれてしまっています。


傾聴で心を癒すことや、心の機序を主に学んだ臨床心理らしい仕事というよりも、

・学校側と親子側の間でうまく立ち回って行動分析を生かしてマネジメントする力
・対教員、対他保護者、対行政、対支援級教員などとの折衝・交渉力
・大勢に1人を導き入れていくスキル

要するに、
大企業人事、M&A、外交、内政、訴訟回避を説得する系弁護士やネゴシエーターの素養に近いものが求められているのです。


相談者親子が加害者とする存在が校内にいる場合、カウンセラーができることはかなり少ないです。

クラスの様子を見ることはできますが、虐待やいじめかどうかの線引きがはっきりできるケースばかりではありません。

虐待やいじめがあると判断しても、被害者の心のケアと加害者側の心のケアを同時期に行うカウンセラーは、弱っている人達から「こうもり」のような役回りと思われかねないです。

また、
相談に来る時点で、とことん思い詰めてしまっている親子が多いことも問題です。
行動観察の結果、相談者親子にも見直すべき点が多々あると思われた場合でも、それを相談者親子に伝えるのは憚られます。

「カウンセラーに心傷つけられた」
と言われると、失職の危機に直結するだけでなく、
相談者親子が以後人間不信に陥る可能性もあるのです。
避けなくてはなりません。



苦情を話させたり、他害被害にあわないようにグループをなるべく離したりするぐらいのことはできるかもしれません。


心理の専門家としては、傾聴や行動分析を通して、

相手(加害者とされる存在)の考え方やこだわりは変えられないんだな、でも自分のとらえかたやこだわりは変えられるな、よし白黒つけるのはもういいや、自分の考え方を変えてみよう、ああそうしたら心が晴れやかになった!!心暗くするのも明るくするのも、自分で決められることなんだなぁ。

という気付きを得てほしいわけです。それがカウンセリングの最終目的地のようなものですので。


ですが、カウンセリング室の戸を叩く人は、どちらが正しくて、どちらが悪いか、という考え方にとらわれていることがしばしばあるようです。

白黒つけたくなるくらい思い詰めてしまってから駆け込む、という図式が出来上がってしまっているのですね。

そこから、カウンセリングを通して「白黒つけるのはやめよう。自分がしなやかに変われば心スッキリ」という心境にたどり着くのは、容易なことではありません(ひとまずは無理と言った方がいいかもしれません)。


さて放課後。担任にフィードバックをと思うときですが、放課後すぐは多種多様なノルマ業務(書類仕事)に追われていて、答えもない終わりもない話をカウンセラーと始めることは、なかなかできません。

多忙な担任が、事務ノルマや会議を一通り片付けて、さてやっと先生らしく子どもの気持ちや授業のことを考えられるぞ、となるタイミングは、主に夕方16時30分以降であることが多いようです。

担任がカウンセラーの話を聞く体勢が整うころには、カウンセラーは社会人向けのクリニックで勤務を始めている、というすれ違いが起きがちです。

(児童心理に対する意識の高い担任、管理職ですと、カウンセラーと話せるうちに話を聞いておかなくちゃ!という雰囲気になるのですが、正直…苦情が来る先生=そういった謙虚さが無い先生、です。

そこで、その上の立場である人に話して、そちらから改善を促してもらうことになるのですが…

子どもをパワハラで育ててきたような校長であれば、うまく立ち回れるはずもありません。担任に対してもパワハラ的な改善要求をしかねず、逆効果になることもあります)

校内での立場は?

校長先生とツーカーの仲、というカウンセラーにお世話になったことがあります。
しかし、レアケースでしょう。

担任や管理職誰にでも
物を申すことができるスクールカウンセラーは
多くはありません。
当たり前ですね、組織人であり派遣のような立ち位置ですから。

スクールカウンセラーの助言を素直に聞く教師も
多くありません、というよりも、助言を素直に聞き入れる教諭はたくさんいますがそういう人にはそもそも苦情は殺到しません。

理由をつけては話を聞こうとしない担任に限って、保護者や子どもからの担任への苦情、改善要求がばんばん来ます。


心理職としては、スレっからしになる前は、改善せねばならぬと言う義務感がありますから、話しかけたいセッションしたいコンサルテーションの場を持ちたい、それが無理ならせめてプリント1枚でいいから読んで、と働きかけるわけですが、
「忙しいのわかんない?!そっちは暇かもしれないけど!」とキレられてとりつく島もなく、やり場のない改善要求を胸に仕舞いこむほかない、ということも。

大事に育てられ、世のため人のため子どもの未来のために役に立ちたいという純粋な思いを抱いた聖人君子にはあまり向いていない仕事なような気がするのは私だけでしょうか。

(しずかちゃんタイプが多いですがむしろ、スネ夫、さんざんいじめをしてきて、仕事を通して贖罪するというような属性の人のほうが向いているような気がします)

個人的な印象ですが、学校心理職を長く続ける方は「大人は変われない」という悟りの境地に至っていることも多い気がします。

スクールカウンセラーは雇用と立場に縛られた組織人。力を借りるのはいいが夢を見ないで

「本校では、スクールカウンセラーが常駐し、随時子どもや保護者からの相談を受け付けています」
と聞くと
「理解がある学校だ!」と思ってしまいがちですが

はっきりいって早計です

スクールカウンセラーがいることと、
学校と家庭とお子さんの
調整機能を果たしているかどうかは、別の問題です

兵庫県の例ですが、スクールカウンセラーが求められる業務はだいたい以下の通りです。

・教職員や子どもたちから欠かせない存在とされるための無給の休日出勤
・1対1のカウンセリング
・1対1のコンサルティング(指南を伴う関わり)
・学内学外カンファレンスで意見を述べる
・学内での勉強会や講習会を企画し、勤務校の教員を教育する
・自治体や外部カウンセラーとの連携(学内カウンセリングは救急的)


実際は、学校経営上、単なるガス抜き調整弁程度、それどころか、「とりあえず設置してみた」的立ち位置として窓際族扱い、という学校も無きにしもあらず。
それにも理由があります。
求められる仕事が「ひとりひとりの心の機序を紐解く」というより「コネとハッタリの交渉術」、大学院で学んだ内容が活かせないので、若いうちに辞めてしまう人が多いのです。

有能なフルタイマーは、どこかに囲いこまれるか開業してしまいます。
学校カウンセラー職ですと、そもそも解決困難なケースが多く、教職員の理解も得にくく、知見が蓄積される前にやめてしまう状況が繰り返されます。
そのため、教職員は、さらにスクールカウンセラーを軽視するようになります。しょっちゅう募集している学校はきっとそういった環境なのではないかと邪推してしまいます。

雇い止め、人事異動も多いので
ずっと関わっていただけるわけではありませんし
私立校のスクールカウンセラーであれば
その学校の経営者に雇われている身です
組織に与する者として
勤め続けるほかありません

退学して他の場所でやり直した方がいいのでしょうか、と聞かれたとき、内心、(うんうん、逃げた方がいい。ここでは心がボロボロになるだけ!)と思っていてもわかりませんしか言えません。

そもそも学校の中のトラブルは学校のなかで解決するべきという原則に基づいて置かれたスクールカウンセリング室ですから、「学内解決は諦めて、逃げた方がいい」とは立場上言えません。

退学からの出直しを勧めたとなったら、学校経営に打撃を与えるわけですから、自分の首を絞めることになりかねません。
不登校のままでも中3 高3の途中までは学費を払ってもらったほうが、学校経営的には良いことが多いからです(※個々に対応する先生としては負担です)。

スクールカウンセラーとして
弱者の味方を目指していたけれど
雇用の関係もあり、不本意ながらも集団側経営側強者側につかざるを得ないという
悲しい立場にある方も多くいます

もちろん、若者時代はとことん悩むべき、問題を他者にどうにかしてもらうべきではないという考え方の方も多くいます


いずれにしても、保護者や子どもが、困った困った、と相談すればすべてうまく行くというものではありません

守秘義務の対象をどこまでとするのかも曖昧です(たとえば、兵庫県では、スクールカウンセラー自身が共有内容、共有対象を決定することになっています)

万能では決してありません
決して依存はせず
活用なさるのがよいと思います

スクールカウンセラーの得意分野

スクールカウンセラーは、東京神奈川ですと臨床心理士資格をお持ちの方が多いようです(ほかの県はわかりませんごめんなさい)

臨床心理士は、心理系大学院卒で
試験に合格した者のみ
現在資格を得ることができます

古典的かつ王道的な心理学
つまり傾聴を通して気付かせる心理療法を
深く学んでいます

学校内の苦情を処理するには、苦情対象に対する行動分析学やアサーション、あるいはネゴシエーションのスキルが必要ですが、その力を持っていたとしても、時間的立場的に発揮させてもらえないことが多く、精神的にきついようです。
空気が読めなければできない仕事、けれども空気が読めると精神やられる仕事。
きついダブルバインドです。


スクールカウンセラーの力を引き出すために

相談者側が、情報開示を正確にすると、話し合いが空回りすることを防げます。

カウンセラーは、この相談者に対して、どこまで踏みこんだ話をしてよいのかな、と探る作業を緻密に行いますが、そこ最初からはっきりさせてしまえば話が早いです。

聞いて共感してほしいのか?
背中を押してほしいのか?
具体的な改善策を考えてほしいのか?
問題解決可能性10パーセントのことにいくらまでなら払えるか?
相談者側の中にくっきりとした希望があるのならば、遠慮せずはっきり伝えたほうが、モヤモヤしにくいのではないかと思います。

具体的な改善策を考えてほしいので洗いざらい喜んで話します、と付け加えるくらいの気持ちも伝えるとよいでしょう。
家計のこと、家系のこと、両親の仕事(帰宅時刻、休日出勤の様子、残業代のこと、福利厚生のこと)、保護者や本人の既往症、保護者自身の困り感やトラウマ、などなどです。

聞けない、でも、解決に向けて指南するためには不可欠な情報があります。

そのひとつ、例えば「習い事を増やす」という選択肢の提示ひとつとっても、「経済的精神的に余裕のある保護者なのか」を探り出してからでなくてはならず、ここにかなりの手間暇時間というコストを割いているのです。

(※不登校支援などでとても高い金額を手付金とする不登校専門カウンセラーがいますが、あれはやりくりして無理して払うべきものではなく、富裕層を選別するための合理的システムです

それくらいぽんと出せる=経済的精神的に余裕がある、ということの担保になり、経済的事情を探るためのカウンセリング時間を節約できる、それがメリットになるという相談者がターゲットなのです。無理をして支払うのは無意味です。
資産と時間と人脈の必要なアドバイスをもらいにいくところ、と思った方がよいです)

本当に有益なアドバイスがほしいのであれば、躊躇せず判断材料を示しましょう

たとえば高校生であれば、30歳までに親がいくら教育関連に注げるか、親はいつまで養えるのか、兄弟姉妹の関係、親それぞれの内心望む学歴、今親が許容できる進路の範囲、学校外の居場所、家庭教師など学外の学習環境、転校やフリースクール、留学、浪人などの対応が可能か、中卒となったときの受け皿など。

極端に思えるかもしれませんが、「学校での様子」を見て、「家での様子」を聞く、これだけで、その子の気持ちがわかるわけがないのです。

心は究極のプライバシーです。踏み込んでほしければ、招き入れるほかありません。

何度でも言います。

スクールカウンセラーは、万能ではありません。

しかし、スクールカウンセラーの悲哀を聞き齧りました、大変な立場なのですね、苦情と教育論、苦情と子どもの権利に挟まれて、とても辛い立場ですね、(※もちろん、担任も、親の仕事を丸投げされることが多く、辛い立場ですよ…)
本来は親が自己解決すべきことですのに子どものために関わってくださりありがたいことです、という態度でいたほうが、
仕事でしょ!!改善してよ!!という気持ちで接するよりも、同志という人間関係に近付き、お互いの心を健全に保ちやすいでしょう。


スクールカウンセラーの力をうまく引き出せる心理テクニックを持った保護者は、いい結果を手にする…なんだか本末転倒なようですが、結局カウンセラーも学校も、使いよう、うまく使いこなすためには親側の工夫と知恵が必要だということです。



※聞く耳持たない担任よりもさらにパワハラなクライアントになれば、聞く耳持たない担任に必死で伝えるかもしれませんが…お互いの精神衛生上良くないですよね。

www.asdadhd.jp
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