「もしかして発達グレー研究所」 凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

公的支援はその子個人のためではない

発達障害の公的支援

日本は、足りないリソースから頑張って絞り出してます。
ただ、はっきり言って税金の無駄遣いですね。
コスパ度外視しすぎで効果も微妙。
不妊治療助成して、療育助成して、支援教室設営して、補助員付けて、放課後等デイサービス助成して、就労支援に助成して、それでも鬱、引きこもり、自殺。


支援がうまくいってる国、どこだと思いますか?
アメリカやカナダ、北欧をイメージなさる方が多いかもしれませんね。
確かに、アメリカのホームスクール制度は見習うべきでしょう。
親がホームティーチャーとなるためのセミナーを受講して、我が子のためのホームスクーリングの責任者になるというシステムです。
でも、一般的な教育と、ギフテッド教育は、
ふるい落としが激しすぎて、マンボウの子育て的だと思います。

結局親のレベル界隈に、発達障害の子を引き上げるには、
親コミットメントが、
最もコスパが良いのです。
向き不向きはありますが、
親子は、利害が一致しやすい関係にあるからです。


広告


日本の公教育を憂う方は、
人口少ない資源国の教育に憧れがちです。私もそうでした。
しかし、行ってみると、
どんなに教育がクソでも極東にはバレないんだな、ということに気付きます。
ボケッとしてても、資源が養ってくれますから。

アメリカのギフテッド教育の罠

アメリカには
ギフテッド教育、2e教育の
公的なシステムがあります

国家あるいは地域に必要な
特別な凸の才能を持った子どもを
公的に拾い上げて
特定分野の専門家
特別な教育の専門家のもと
公費で特別待遇で凸を伸ばし
理系、創作等の分野で優れた人材を育成しています
※私立の教育機関にも
ギフテッド教育を行うところがあります

ASD傾向のある子どもを持つ日本の保護者も
アメリカにおける
公的ギフテッド教育を羨ましく思い
夢を見る人は多いでしょう
私もかつてはそのひとりでした


広告


ギフテッド診断とASD診断は別のものですが
困り感や対応方法は、
ギフテッドもASDもそっくりであることがわかりました


ところが
実際にアメリカのギフテッド教育に関する資料にあたり
こんなにも合理的で残酷な
子ども淘汰の教育システム、
変わった子淘汰のシステムがあろうかと
戦慄しました

最高の教育を受け続け、凸を伸ばし
人生の成果を手にしていく子がいる傍らで

加齢に伴いどんどん絞られていくギフテッド教育の枠を勝ち取るために
おびただしい数のギフテッド枠候補生が
過剰なストレスにさらされています


広告


ギフテッド教育の枠に残るためには
試験やレポートをこなし続けなければなりません
そのための勉強、訓練、高度を極めた課題は
まさに凸を伸ばすものです

つまり社会適応力とは、真逆の属性をも、強めなくてはならないのです

凸だけを伸ばし、社会適応力なしの状態で
多くのギフテッドは
ティーンエイジを迎えます

幼児期~学童期は枠がたくさんありますが
定期的に行われる試験(レポート含む)の結果により
一切の支援を打ち切られていきます

公的な予算には限りがあります
ギフテッド教育には
博士レベルがマンツーマンで指導するなど、
コストがひどくかかりますから当然セレクションが必要です

セレクションに漏れれば、支援は打ち切りです

支援の打ち切りが学童期であれば
親がなんとかできる部分が多く残されていますが
中学生高校生大学生の年齢になって
社会性ほぼ丸裸の状態で投げ出されるのです…

※私立のギフテッド向け学校も
地域によってはあり
試験に受かれば転入できたりはしますが
年数百万円。
親子の努力は欠かせないようです


広告

公教育の性質の限界

ギフテッド教育と言えど
公的なものである限り
当たり前ですが本来的に
個人個人の利益に資するものにはなりえません

お金を出す者(納税者や国家)になれば
利益がなければ
資金を投入してはいけない、とわかりますね


凸を伸ばすためだけに特化して教育された
アメリカのギフテッド候補生たち
保護者が
努力家で思慮深く、かつ戦略的である場合を除き
表舞台では決して語られない、末路が待っています

社会の発展のための人柱のようなものです

日本の公的支援

日本のASDの子どもたちには
公的なギフテッド教育はありません
それだけでも、アメリカよりはましです

ただ、親が公的支援任せですと
似たような不幸が起こりかねません

公的支援の財源は税金ですから
個人の利益に資することがあってはいけません
本来は支援がないのが当たり前です
ただ放置すると納税者にならず社会のお荷物になるだろうということで、
幼児期から年数百万!投資されるわけです
でもはっきり申し上げて、
支援の質はバラバラですし、相性もあり
発達支援事業の経済効果は極めて限定的です


広告


近年
発達障害者支援の機運が高まり
合理的配慮の法制化がなされました

しかし
少子化に伴い仕事を失うと思われていた文科省と
関連事業者にとっては雇用創出につながり
都合がよいために
一時的に
ホットな分野になっているだけです


子育て、教育、発達支援には多額の税金が注がれています
例えば
アルバイト支援員1人付けるのに
最低でも年間140万~
特別支援の資格を持つ公務員教諭となれば
退職金や手当てを年割しますと桁が違ってきます
不妊治療や保育、いくら使われているかは自治体によりますが
子育てしない世代、子どもを持たない納税者が増えたら
いずれ税金は投入されなくなるだろうと思われます


家庭がするべきこと
かつては親や祖父母が当たり前にしてきたことを
税金で当たり前のサービスとして行っているわけですから…


(発達障害は程度によりますが
体質であり個人差です。
眼鏡や美容形成、脱毛、塾 家庭教師が
保険や公費の適用外であるのと同様の
扱いとなるのが本来自然です)


広告
こちらに相談してくださる親御さんは
自助努力を欠かしていませんが

現在公的サービスに育児を丸投げ状態の方には
現実を認識して、先を見通して
親にできることと
本人にできることを
ひとつずつ増やしておくことを
切におすすめします

親力を鍛え上げろ!なんて言うつもりは毛頭ありません

完璧な親であってはいけないとさえ思います

ただ、親子は一蓮托生なのは事実です
圧倒的に利害が一致している関係です
親の、
支援者としてのモチベーションとポテンシャルは、
そのへんの専門家よりよっぽど高いのです

親として、大変な子どものことを学ぶ期間は
将来、親子共にのびのび生きるための投資期間です


私の戦友をはじめ、
猛獣使い(笑)の実績ある親御さんたちは
個性のフォローは各家庭の役割、という認識です

気付いたその日から自助努力をなさっています
皆さん素晴らしいギフテッド教育者です

子ども時代に親が放棄しなければ、
自立した大人に近付いてくれます
そして、どんな世の中でも
皆様のお子さんは何度でも立ち上がり
その度に逞しくなれます

公の支援にのっかると、ついつい責任から逃れられたと思い込みがちですが
よくよく警戒してください

ご相談お待ちしています。

www.asdadhd.jp


www.asdadhd.jp