「もしかして発達グレー研究所」 凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

もしかしてLD?2 ため息レベルを目指せ!

こんにちは、ただのおばちゃんです
漢字、英単語、書けない子、覚えられない子が目立つようになりました

我が子が、書けない、覚えられない、できない、そんなとき、子のために嘆く、これは親にとって必要な時間です

ただしなるべく早めに切り上げましょう。
苦手が早期に発見できた、そのことを喜ばしいと思えるように、短期的・中長期的な効果を精査しながら、対応していきましょう。


うちにももしかしてLD?はたまた簡体字?と
思わせる、中学生からの年賀状がありました。



↑元旦…!?


また
英語のスペリングが壊滅的に覚えられない中学生にもちょくちょく出会います

私の出会った彼らは、ほんのわずかな気付き
、気付かせられによって
書けない、覚えられない、ということを克服していきました

簡単にですが、書いてみます

あー

克服っつってもね!
大得意にはなりませんよ!

得点源に!なんてゆめゆめ期待しないでくださいね!

ゾッとしちゃう、吐き気しちゃう、めまいしちゃう、絶望しちゃう
そういうレベルなんですよね?

親子の耐えられる範囲にもよりますが、
絶望レベルから最初に目指すべきなのは、
「みんなについていけるレベル」ではありません
「はぁ~、とため息出ちゃうレベル」までだと思って下さい

目標を持つとしたら、絶望を乗り越え、ため息レベルにまで成長したことを親子で喜ぶ、このことを目標にしてください
そうして初めて、「集団に追い付く気力」が出てくるのではないかと思います
(※個人差はあります)



絶望レベルからため息レベルまで引き上げるには、どうすべきかお話しします。

まず、お子さんを安心させることが大前提です。

マンツーマン、または大人2人子ども2人程度、
穏やかな対応のできる人に限ります。
でないと、お子さんの負担が大きすぎます。

場所、音、におい、感触、空気、全てを快適にすることは困難です。
「ごめんね、においとか音とか、管理しきれなくて。気に入らないところもあると思うんだけど…」
「においとか音、不快でない?よかったーありがとう!」
と伝えると、
環境が完全でなくても、ホッとできる子がいるようです。(他者を許すこと、自分の感覚が認められていること、感謝されること等で、モヤモヤが軽減されるようです)


凸を基準にポテンシャルを見積もるのは、おすすめしません。
親も子ども本人も、凹な能力に対してのハードルをつい高くしてしまいがちだからです。

愛されキャラに育ってほしいならば
負荷の掛けすぎ、掛けなさすぎ、
どちらもマイナス因子です!

バランスが大事であること、バランスを思い出すことを教えてあげて下さい


絶望レベルをため息レベルまで引き上げながら、その過程のセルフモニタリングをさせましょう

「あなた、○月の時点で、無理だぁ出来ない、と言ってたよ。
今、どう?
やだなーって思うしため息は出るけど(笑)、無理ではないよね?
これがレベルアップ!
えっその程度の進歩が?って思ったかな、これがスモールステップ!」

このような、セルフモニタリング習慣をつけさせる作業、お得です。


劣等感を身に付けやすい子に、健全に上を目指させるには、コツが要ります。
「集団のレベルに追い付く」「中間値/平均点/偏差値50」等を目標とさせると、劣等感が強まるリスクがものすごく高いです。

基本的に、他者は、目標として適していません。
他者は、どんどん先へ、前へ、超高速で進歩していく可能性があるからです。

「逃げていく目標」を追いかけていたら、たまたま目標を越えたよ!イエーイ!ってケースはあります。
しかし、力尽き心折れるリスクを負ってまで、走り去ろうとする強者の背中を追いかけることは、長期的に見て健全と言えるでしょうか。


考え方はお分かりいただけたかと思います。


具体的なサポート方法ですが、これはまことに多種多様で、実際1-2時間親御さんと話し合い、またはご本人と世間話させていただかないと、申し上げられません。

学習障害、LD等と一言で言いますが、
それは表出した現象に名前をつけただけで
本質とは一切無関係でして

・その学習分野の記憶に関する脳が
寄り弁状態になっている
・視覚に不具合がある
・目の動かし方、手作業など
協調性運動の分野に不具合がある
・意味や効果が感じられないことはやりたくない
・とことん興味がない

等々、理由は様々です、さらに、その子や家庭、学校の状況を踏まえて
どれだけの負荷をかけ
どの学力レベルまで連れていくか
綿密に考えねばなりません

えー難しそう!専門家に任せたい!とお思いでしょうか、
でも実は専門家でも、自分の子育てはうまくいってないのがデフォルトです

クライアントや患者さんについても、ぶっちゃけうまく行ったケースしか追跡調査出来てません

そもそも文系の専門家(臨床心理士等の心理系、文系脳の作業療法士、文系脳の医師等)の多くは、緻密に除外診断していくわけではありません
素人よりも多くの知識と経験があるからと思われるかもしれませんが
特定のお子さんに関する経験は、親やお子さん本人のほうが断然豊富ですし
こういうブログや論文を読み込んでいる親御さんの方がプロよりよっぽど知識もある、というのは発達界隈では超あるあるです

専門家自身の手持ちの手法を、いくつか試したり、親に試させたりしてみて、うまくいかなければLDと見なす、というのがよくある流れで
うーん、
専門家がいかに優れた診断手法を持っていても、そもそも他人です、子どものストレスを緩和する力については限定的です

※医療分野においては、近年発達障害のスタンダードが激変しています。これに伴い、 LDとADHDの診断について、一時期よりは医師が慎重です
そのうち診断名として使われなくなるとも言われています
現場のニーズがあれば使う専門家は当分居るでしょうが


接する時間の長い、親が、LD疑いの子を伸ばすための手法を学ぶほうが、LD療育を子どもに直接受けさせるよりも効果が高いんです


「興味がないことするするするする抜ける系かな?」
「劣等感を感じたとたんパフォーマンスが限りなくゼロに近付く系かな?」
「知的障害?」というような
LDっぽい挙動を見せる、本物のLD以外の特性を持つお子さんと、
本物のLDのお子さん 、
いずれも、大人が取るべきアプローチは同じだと私は思います

「ものすごく嫌い、死ぬほど苦痛」にさせない工夫を最優先にしましょう

「死ぬほど苦痛」というのは、やりたくない、というのと同じで、突き詰めると不安というシンプルな原因に突き当たります
やっても出来るようにならないのではないか、無駄なのではないか、親をがっかりさせてしまうのではないか、自分には無理、あーほらやっぱり出来ないじゃん、と思うから苦痛スパイラルとなるのであって、そこを断ち切ってあげると、体や目のこわばりが緩和され、脳の血流も良くなり、思いの外するすると習得していく…
こういうことはザラにあります

他者や集団や親の期待との落差、あるいは、本人の中の理想との落差、により、強すぎる劣等感を感じてしまっていると、持ってる力も発揮できません。

もちろん例外はありますが、
劣等感対策や完璧へのこだわり緩和を、最優先で行ってみてもいいかなと思います


安心感をもたらしてくれる大好きな人が、お子さんの横でにっこり笑い、一筆ずつうなずく、これだけで、書くこと覚えることのストレスがグッと下がるということもあります


ただし、今まで勉強となるといつもキレ気味だった親がいきなり「いいのよ♥うん♥うん♥」とか言い出すのは、これまた不安を与える原因となります

ママはどうでもよくなったんだ、見捨てられた、と勘違いする子もいるのです

「大事だから叱るのよ」と言われて育ったお子さんなら、なおさらです

親のスタンスを軌道修正するときは、その都度、お子さんに謙虚に詫び、説明しましょう
「大事だから叱る、ってフェイズでは叱る、けれど、取り組みたくないことについては、大事だから叱らない、がいいフェイズもあると考えて、漢字/スペリング/ノート書き/その他LDぽいことの克服を目指すときについては、取り組み中は叱らないようにしたいと思う」

ついでに、
「過ちを認めて謝ると、人の優しさに触れることができたり、赦されないこともあると学ぶことができる。
過ちを認めない人はその機会がなく、ハードモードだろうな」、などと呟いておきます


※LDや発達障害を思わせる子は、手法も対人も極端にストライクゾーンの狭い子が多いので、何事も鵜呑みにしないでくださいね!


LDを思わせる子は、関わりのストライクゾーンが極端に狭いことがしばしばあります

一般的な書字LDへの対応;
字・欄を大きくする
色を変える
升目を無くすまたは升目を用意する
適宜、色のついたフィルターをかける
分ける(英単語は音節で)
歌や絵にする

でもこれらを全部試すの、地味にすごく大変なのですよ
やっても届かなかったとき、親御さんも本人もがっかりしてしまいがちで、そのがっかり感からさらに不安が強まるので、

私はLD症状改善のためのこれらの一般的な取り組みを最初に行うことは禁じています


個人的に
LDとされるお子さんの 一部(または大部分)については、LDの問題というより
ADHDやASDの興味なし状態や恐怖フリーズ状態の問題に近いんじゃあないかと思っています

(たまたま私の関わったお子さんたちだけかもしれませんので、もちろん慎重に行いますが)

ストレスがかかっていない状態で

ああ、またこれ苦手なやつだ…
ああ、またお母さんをがっかりさせちゃうんだ…
などとと思わせずに
不安を減らして学べるようにしますと
それまでは入らなかった学習が
するするっとできるようになることがしばしばあるのです


もしかしてLDの子もLDの子も、不安な状況では学べないので、
手法だけでなく、指導者も選びます

生の集団講義よりも、
言い間違いの少なめな録画物のほうが分かりやすい、
さらにだいたいこういう子たちは、感覚過敏のことも考えてあげたほうがいいので、
視覚的な好み、聴覚的な好み、嗅覚的な好み等、選んであげるとよいかもしれません。
もちろん冒頭のように「におい、光、音、あとなんだろう、好みでないかもしれないね、ごめんね」と言うことも一助になるかと思います。



学校や放課後デイサービス、学童の人材はガチャです。
そうは見えない人にも機能の凸凹があること、
勝手に期待してはいけないということ、一番よくご存知なはずですよね?


・学習の導入が下手
・凝りすぎ
・言い直しが多い
・例外があるよということを示さない

このような先生からでも定型(or ワーキングメモリ凸)のお子さんは
それなりに学べます

「さっきと言ってること違うけど
まあこんなもんかな?」
このように
ファジーにとらえて
広大なワーキングメモリに横置きするなどして、いったん保留しておくことができるためです


もしかしてLD の子も、本物のLD の子も
言い間違いが多い先生に教わると
頭に入りにくいと思います
さもなくばヘトヘトになるでしょう


学校任せにしないで
スタディサプリ スマイルゼミ すららなどの
タブレット教材で
導入するのも手です
ただし、書き文字への反応がうまくいかない等モヤモヤはどうしても募りますので、親と共にモヤモヤ対処を学びつつ行いましょう。

(無難な人生のためには、生の授業に慣れ、
ファジーにとらえて保留するスキルを
身につけることも必要です

親や先生、友達から教わる経験も
忘れずにさせてください

ただし苦手分野に生身の授業でエントリーするのはハードル二重状態ですよ)


アウトプットは
・選択問題
・穴埋め
・口頭での質問
といった、古典的な学習方法を
アレンジして活用します。

書かないインプット、書かないアウトプット
この、書かない、が最初のポイントです
(確率的に、書くのが好きなLDは少なめなので。
書くのに向いてるLDもあり得ます)
続きます
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